診断の実際~貯蓄編(オフショア情報?)~

貯蓄診断の実際:IFAの人の経歴

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IFAの人の経歴

Hansardの設定例

実は、丁度Hansardのファンド選択をやっている方がいて、Mさんからの提案というのが非常にためになるなぁ、と思いまして、そのまま転載します。(途中、※の部分は自分の付け足しです。Mさん=師匠のIFAの方です)


◯◯様

現在のように、世界的に相場が下落しているような状況下では、大きく分けて、2通りの考え方があります。

  1. 10年、20年先を視野に入れて考えると、現在は、歴史的に見ても、またとない「バーゲンセール」の真っ只中。ここ1~2年は、あえて値下がりしているところを押し目買いし、将来の価格上昇に備えよう。(現在を、仕込みの時期、ととらえる考え方)
  2. 株式相場に連動するような投資は、当分、低迷を続けるだろうから、避けた方がいい。欧米の金利低下余地はまだあるはずだから、債券相場は上昇の可能性はある。当面は、債券型に資金を避難させ、株式と相関の低いものを、ヘッジに少し組み入れて、積極運用に出るタイミングを待とう。(慎重回避型の考え方)

1.C12 US MOMENTUM
2.DB01 UKS DEPOSIT BOND
3.MB12 BRANDEAUX UNI PLUS
4.MC22 INV GT HEAL HEALTHCARE
5.MC29 CMG F S CHINA GROWTH
6.MC42 HIL INVESTEC GBLPRIV

上記のうち、1、5、6は、1)の傾向が強く、2は、債券型よりも、さらにリスクの低い預金型のファンドです。3は特定目的の不動産なので、株式や債券との相関は低く、4は、公共関連株同様、ディフェンシブ型なので、不況時には強いでしょう。

もちろん、上記、全てを一緒に組み入れることにより、アンカー役を果たす部分と、将来の値上がり期待で仕込む部分の両方を満たすことにもなります。

タイムリーな戦略としては、米国の利下げ余地が、かなり限定的になりつつある一方、英国、欧州は、まだ、一段の下落(債券価格は上昇)が考えられます。

◆B03 Hansard UK Fixed Interest

英国のギルト債に投資するファンドです。米国よりも、さらに金利の下げ余地がある英国は、今後も利下げ圧力が強く、債券価格は上昇するでしょう。

10月末現在、過去5年間の平均リターンは複利で年7.8%、10月の一ヶ月だけを見ても、他の株式型ファンドがのきなみマイナス運用になっているところ、0.9%のリターンを上げています。10年で約2倍になる計算ですね。


◆XE01 Hansard European Fixed Interest

イギリスほどは、金利の下げ余地(債券価格の上昇余地)はないでしょうが、向こう半年間は、手堅いかも知れません。過去5年間平均リターンは、年複利計算で5.4%です。ドルとユーロでは、テロや炭疽菌感染の影響を受けて、ドル安ユーロ高に振れつつあります。

Man Investment Productsが、主にドル資産に投資し、建値もドルであることから、通貨ヘッジとして、対ドルで堅調推移が予想されるユーロを組み込むのも一案です。

◆C25 Hansard Pathfinder All Seasons

現在、2つのヘッジファンド、Shaker Heightsと、Fletcher Polarisに、分散投資しています。Hansardのファンドリストに登場してからは、わずか半年ちょっとですが、この間、9月も含めて、14.2%のリターンを上げています。年率ベースでは、30%近い数字です。

前者は株式のロング/ショート戦略、後者は裁定取引を主な戦略としていますので、基本的に相場の上下動には、左右されません。全天候型のファンド、という意味をこめて、All Seasonsと命名されています。

全世界債券型は、日本の国債が含まれていたり、信用力は抜群でも、金利が低いスイスフラン債が入っていたりするので、あまり良いリターンは望めません。

2000年春の米国ITバブル崩壊後より現在に至るまで、全般的に通常のバイ&ホールド型のファンド(株や債券を買い持ちにするだけのファンド)は、一般に成績がよくありません。 が、ドルコスト平均法を用いて、少しずつ、積み増して行くのであれば、10年~20年後に平均リターンを計算すれば、かなりの水準になるでしょう。

ドルコスト平均法
一定の間隔で、一定の金額を投入して、投資商品を購入します。価格が高い時は、少ない量を、価格が低い時は、沢山の量を購入することができます。一括払いの投資が、購入時のタイミングに大きく左右されるのと対照的に、相場の変動を利用して、買付けコストを平準化するメリットがあります。
shaker Heightsは前回出てきたものです。
こういう風に、ファンドを自己のファンドに組み込むものをファンドオブファンドといったりします。(確か)

以下、年利の目標数字を達成するために、どんな選択をすればいいかという例(提示)です。 基本的に、こんな感じで「何%くらいを目指したい」という風にすると、Mさんがタイムリーな選択をしてくれます。

当然、そこから「◯◯という奴はどうでっか?」という感じで、徐々に具体的にやっていくことになります。

まだ自分より遥かにここらへんのアドバイスは的確となりますので、大抵この役割はMさんがやっていますが、将来的にユニット(ファンド)推移などをデータとして完成すれば、Mさんにそのソフトを販売しようかと思っています(笑)

1.年利10%前後を目標

◆C01 US Dollar Managed:80%

200x年10月末現在、約43%を米国株式市場へ、約18%を米国債券市場へ、残りを、欧州、英国、アジアなどへ振り分けています。株式・債券が組み合わされている全世界バランス型ファンドです。(米国株式市場への配分が大きいように見えますが、全世界の株式市場時価総額比では、米国市場が約50%を占めているので、特に、米国集中型というわけでもありません)

リスクレベルは、Hansardのファンドリスト「炎マーク」1つですので、最も低リスクに分類されています。

過去5年平均リターンは、9,9%です。

◆B09 UK Sterling Cautious:20%

英国株式市場に約46%、ギルト債に41%、残りはキャッシュです。上記の01は、英国市場への配分が少ないため、バランスを取るために、組み入れます。債券型に分類されるので、リスクは炎マークではあらわされず、「固定利付き」扱いとなっています。

過去5年平均リターンは、10.4%です。

2.年利10~15%前後を目標

◆B08 Internatioal Growth:50%

成長株中心の運用で、米国約35%、欧州約25%、英国約25%、日本約10%に配分します。10月末現在の保有株は、上位よりジョンソン&ジョンソン、GE、アベンティス、ロイヤル・スコットランド銀行、スペイン電信などです。

世界株式指数よりも、若干欧米に比重を高くとった配分で、リスクレベルは、炎マーク3、ミドルリスク・ミドルリターンです。

過去5年平均リターンは、13.2%です。

◆MC22 INV GT HEALTHCARE:30%

たくみさんより、既にご説明があったと思います。リスクレベルは、上記同様、炎マーク3です。

過去5年平均リターンは、16.6%です。

※福祉系に投資するファンドです。

◆MB12 BRANDEAUX UNI PLUS:20%

たくみさんより、既にご説明があったと思います。株や債券相場と連動しないので、リスク分類は、炎マークでは表わせません。特定不動産投資の分類に入ります。

Hansardのファンド・リストに組み入れられるようになったのが、99年9月と、比較的新しいのですが、投資顧問であるBrandeaux Groupは、機関投資家向けのローリスクファンドの提供者として、英国では広く認知されています。DirectorのKay Brandeaux女史は、自らが建築家の資格を持つ、異色のファンドマネジャーです。

これまでの累積リターンは、14.6%です。

3.年利15~20%前後を目標

◆C25 Hansard Pathfinder All Seasons :50%

前述、ご参照くださいませ。

◆C12 US MOMENTUM:20%

たくみさんより、既に、ご説明があったと思います。典型的なヘッジファンドです。リスクレベルは3。

過去5年平均リターンは、33.0%です。

◆MC29 CMG F S CHINA GROWTH:10%

たくみさんより、既にご説明があったと思います。リスクレベルは4。変動幅が大きいので、過去数年来の平均を見ても、あまり意味がありません。組み込むとしたら、WTO加盟と、北京オリンピックの経済効果狙いです。数年後に大きく上昇したら、即、売りましょう。

◆MC42 HIL INVESTEC GBLPRIV:20%

たくみさんより、既に、ご説明があったと思います。リスクレベルは3。

過去5年平均リターンは、14.9%です。

15%以上を狙う場合は、ヘッジファンドの比率が高くなり、リスクレベルも3以上です。最低10年以上の投資は覚悟して頂くことになります。(5年後ぐらいに、住宅資金などで、頭金を取り崩す確率が高い、などという場合は、あまりお勧めできません)

上記は、ローリスク、ミディアムリスク、ハイリスクの組み合わせの一例に過ぎませんので、お好みにより、何通りものチョイスが可能です。答えは決して一つだけではありませんし、途中でスイッチングをするのが普通なので、スタート時の配分が、投資期間中ずっと固定されるわけでもありません。

スイッチング等の決定が面倒な場合は、ミディアムリスクにて、相場環境に合わせて、自動的に組替えてくれるシステムもあります。ファンドリストには載っていませんが、Hansard公認の独立系ファンド・アドバイザーであるParker Bilham社が、コンピューターによるモニターシステムを通じて、適宜、Hansardのファンドリストの中から、適切と思われるファンドを組み込んで運用してくれます。

個人でPinnacleのスイッチングを申し込むと、年1回までしか無料で受けてもらえないのですが、Parker BilhamのC536 Monitored Fundに配分した分は、年何回でも無料です。その代わり、Parker Bilham社へ、年間約0.5%のモニター手数料を支払うことになります。

※Pinnacle=積み立て 

現在のC536の運用成績は、過去1年で約10%のマイナス、と不本意な結果が出ていますので、「実験」として、全体の50%を、同社のMonitored Fundに、残りの50%を、好きな組合わせ(最高5種類)として、成果を比べてみるのもよいかも知れません。

Parker Bilham社を専任アドバイザーに任命すると、たとえ、同社のMonitored Fundに投資しなくても、お客様のポートフォリオ中のファンドが、5%含み損を出した時に、アラーム機能が働いて、教えてくれます。(メールで、○○ファンドが、組み込み時以来、5%下落しました。他のファンドに切り替えますか? という内容が届きます)

また、スイッチング指示も、私宛にメールでお知らせ頂ければ、面倒なスイッチング事務手続き(スイッチング指示用紙に記入して、Hansardへ送付すること)を行う必要がありません。

本来ならば、弊社が、Parker Bilham社のような役割りを担えればいいのですが、人手不足と、設備投資資金の不足から、そこまでのサービスを提供できる規模に至っていません・・・・・。よって、細かいモニターサービスをご希望のお客様には、同社へアウトソーシングしているよな状況です。ご理解くださいませ。

同社へ支払う年間約0.5%のモニター手数料は、四半期毎に、Hansardが自動的にユニット数から差し引き、同社へ収めてくれますので、お客様が別途、支払う必要はありません。

尚、Hansardは、年末までに第1回目のお支払いが完了したお客様には、初回支払い時に、ボーナスを付与してくれるキャンペーンを実施中です。

月250ポンド相当以上(通貨は円でもOK)、投資期間10年以上、月次積立ての場合、最初の月は、自己投資額の2倍のファンドが購入できます。

例:毎月5万円のお積立て、11月投資スタート→11月は、自己資金5万円に、Hansardが5万円のボーナスを加え、10万円分のファンドを購入することができます。(単純年率平均で、8.3%のリターン確保)

またのご連絡をお待ちしております。


いやぁ…なかなかやるなぁ、Mさん。
説得力というか知識がさすがに豊富っす。

思わず転載してしまったくらいです。

こんな感じで、Hansardの場合はやっていくよ、という例でした。

「めんどくさいのはヤダね! ボケーっとやりたいんだよ」

という風でしたら、スコッティライフがベストでしょう。(やる事がなくて、暇なくらい)

Q&A(やり取りより)

Q)
そうそう。Mさんからメールが来るかもと仰ってましたが、まだ来ていません。というか、Mさんって誰ですか? 初めて出て来たお名前だと思います。まー、見る限りエキスパートのようですね。

A)
あ、まだ名を出していませんでしたか。
この人、IFAの人、なんか「オフショア講座」って何回か送ったじゃないですか。あの執筆者っす。

海外金融の自分の先生ってな感じです。

一応、プロフィールを以前送ってもらったので、以下に書いておきます。

Mさんプロフィール

*****s International Consultancy Co., Ltd. 代表取締役
***** Capital Management Ltd. 日本人担当セールスマネジャー
**** Asset Management Company 代表
****Tech Asia Ltd. 法人秘書役

  • 1986年
    上智大学外国語学部卒
  • 1986年
    **銀行入行 東京本店国際部、国際資金証券部デリバティブ商品企画
  • 1990年
    ***ル銀行入行 東京支店通貨オプション・チーフトレーダー
  • 1995年
    **輸出入銀行 契約社員 国際部、営業第2部、海外直接投資研究所
  • 1996年
    **證券(香港)債券部クレジット・アナリスト補佐
  • 1997年
    **総研(香港)調査部エクイティ・アナリスト補佐
  • 1998年
    **** Asset Management Company設立
  • 2000年
    ****s International Consultancy Co., Ltd.設立、****s Capital Management Ltd.日本人担当セールスマネジャー就任、****Tech Asia Ltd. 法人秘書役就任
  • 1998年より香港LUA(Life Underwriters Association)会員
  • 1999年 第32回香港Distinguished Sales Person Award受賞(創設以来日本人初)
  • 2000年度より2年連続MDRT会員

大学卒業以来、一貫して国内外の金融業界に従事、香港を中心に海外生活は14年に及ぶ。銀行・証券・海外保険分野における知識と経験を生かした国際ファイナンシャル・コンサルティング業務を営む。「日本の常識は世界の非常識」、とりわけ、金融商品に対する理解度は先進国中最も低いと言われる日本人の意識に風穴を開けまいと日々奮闘中。

主な講習会・実務研修

  • 税理士事務所向け相続対策講習会
  • 個人投資家向けオフショア実務研修
  • 在香港日本人駐在員向け リスク管理・資産形成セミナー
  • 国内生命保険会社・代理店向け 海外の投信型生命保険セミナー

Q)
クレジット・アナリストって何ですか?

A)
アナリストにも色々ありまして、クレジット・アナリストは、主に債券を発行する会社の信用調査・分析を行う人のことを指します。つまり、その会社の財務内容をチェックし、取引先にも問題がないかどうか、融資を受けているケースがほとんどなので、ちゃんと返済しているか、過去の事業計画は順調に進んでいるか、将来の事業計画の採算性は?などなど。

債券を購入する投資家(機関投資家がほとんどです)は、投資した元本がデフォルト(債務不履行)で、無くなってしまうのが一番怖いので、こうしたクレジット・レポートを読んで、研究するわけです。


Q)
エクイティ・アナリストって何ですか?

A)
こちらの方が一般の個人投資家にはなじみが深いかも知れませんね。主に、株に関連して、その企業の収益性や、株価が理論値に照らして割高か割安か、新商品の開発やら、買収案件などがからんでいるか、などを調査し、投資家に対して、買い・売りあるいはそのまま維持、などの推奨を出します。決算報告が出ると、それを解釈し、数字に肉付けをして、投資家に説明資料を配布します。


Q)
****s Capital Management Ltd. これは世界的なFP協会みたいなものですか?

A)
ほぇ? ファンドマネージメント会社なんですけど・・・。メルマガに書いた「会社型投資信託を自前で作る富裕層」という内容がありましたよね。第11弾だったと思います。個人向けのファンドを作り、そこのファンドの運用を代行する会社です。私が約24%の株を保有しています。


Q)
香港LUA(Life Underwriters Association)会員、これは生命保険募集人協会?

A)
はい。当たりです。MDRTになるためには、ここの会員になっていなければいけない、ということで、自動的に入会させられました。セミナーなどをよくやっているようですが、広東語なので、一度も出席したことはありません。


Q)
1999年 第32回香港Distinguished Sales Person Award受賞(創設以来日本人初) これは日本でいう販売なんちゃら賞の香港版ってな感じですね?

A)
そうそう! 香港域内の保険、銀行、投資信託、証券会社、自動車、携帯電話、不動産など、あらゆるセールス・パーソンの中から、優秀賞を80名にくれるんですね。

企業推薦の後、面接試験があって決定します。小論文やらプレゼンやら、ごちゃごちゃありましたが、セールス会のオスカー賞という触れ込みで、本部はシカゴだそうです。テレビには放映されませんでしたが(笑)、新聞に載っていて、びっくりしました。


…とんでもない経歴の持ち主…みたいです。

香港で活動している日本人、というかIFA(日本人)はこの人しかいない(少なくとも自分は知らない)ですね。

香港(Mさん)⇔日本(たくみ)⇔一般顧客

こんな形で事を進めていきます。

将来的はMさんの立場を勤める事になるかと思いますが…まだまだ自分も勉強中っす。

さらにQ&A

Q)
やはりユーロは注目ですか。

A)
正直…ユーロがどこまでシェアを広めるのか…自分は全く読めません。ドルが将来的に世界通貨ではなくなる、なんて言われている方もいますが……自分はピンと来ません。


Q)
後、さらに具体的に話が進んでいくと、Mさんとのやり取りになるということでしょうか?

A)
Mさん⇔○○さん
たくみ⇔○○さん

ってな感じで、双方からメールがいくようになります。


Q)
C01について。
先の説明に、全世界型はあまり良いリターンは望めませんとありましたが、この9.9%で、良いリターンではないということでしょうか? 炎マークの上限はいくつでしょうか?

A)
炎マークは1~5までで表されます。ちなみに日本株ワラントが5となります。(これは悲惨で、実に設定時からみて試算が1/10を切っている)


Q)
B09の説明の中での、「残りはキャッシュ」の意味は? 銀行に預けるとかですか?

A)
運用に回す事なく、キャッシュそのままです。一般の投資に当てはめるなら、普通預金に取りあえず寝かしておくのと似た様なものです。


Q)
リクスレベル3や4のリクスの大きさがイメージできません。何か良い例はありますでしょうか?

A)
とりあえず、まだ作成中ですがエクセル資料を送ります。シート2に慣れないながらも表で表してみました。B01が炎1つ、C06が炎4つです。

炎の数というのは、「ローリスクかハイリスクか」の目安にでしかないです。はい、香港(C06)のが最初から見てみると数倍上の成長をしている事が分かるかと思います。

が、基本的に「ハイリターンを得る為にはそれ相当のリスクも当然負う」とでも考えておけばOKでしょう。

リスクが炎の数では大きいが、当たればデカい、当たる要素がある、ってな感じで判断ですな。

競馬で研究、「メジロパーマー? あの逃げ馬だよなぁ。メジロの血筋という事で、もしかしたら穴になるかもしれないよね。そこそこ体重ものってるし」ってな感じと同じといえるでしょう。

後、シャープレシオ的な要素、表をみれば分かるかと思いますが、上下の幅がナンボあるか? ってな感じなものも炎マークとなりますな。

自分は中国は20%買い、シャレで日本ワラントを10%くらい組み込むのもアリか、イギリス寮は本命で外せないので30%、allseasonのヘッジも20%、韓国もシャレで10%、福祉もの10%、なんて滅茶苦茶アナ狙いのまるで競馬のような設定をしたりしています(笑)(正確にはこれで最初やる予定。***香港より引き落としを試みるもなかなか言葉の壁があつく、まだ出来ずにいる)


Q)
10年置けば、上記のどれでもそれなりの数値が期待できるということでよろしいでしょうか。最初に大きく考えられる必要経費は子供の学費と想像しているので、中学を私立に入れた場合でも10年は大丈夫ではないかと推測しています。

また、分割で購入するということは、当然そのうちの一つだけを解約することも可能ということでよいでしょうか?

A)

はい、OKです。

6つまでのファンドを組み込む事ができる→全てのファンドの合計を「ユニット」という→ユニットからの一部引き出し、最低1600$程度残しておけばナンボでも可能。7年以降なら解約手数料もナシ。

よって、ファンドの一つを解約、というよりも「ファンドの割合を変え、ユニットからお金を引き出す」ってな解釈になります。

例)A:30%
  B:20%
  C:50%

Aの成績がよくないので、これを0にする。

  B:35%
  C:65%

もしくは新しくAをやめ、Dに切り替え

  B:20%
  C:50%
  D:30%

ちょいと混乱してしまう部分かもしれません。


Q)
上記の2のモノと3のモノの組み合わせなども考えられるので確かに組み合わせは大きくなりますね。

ざっと3種類の組み合わせを見て、自分で思ったのはミディアムから60~80%、残りハイリスクあたりがいいかなと。

A)
ファンドは100種類を越すので、組み合せ種類は…実に1億以上になりますな。(電卓で今計算しようとしたら電卓では表示不可だった)

スイッチングは分かりますでしょうか? 上記にもかいた通り、実際ファンドの中には「売り時」というのがあるんですね。中国などは非常にいい例です。

「一気に3倍になったが、そこからは延びがなく平行もしくは下降」

0%から200%になった
200%から198%になった
50%から200%になった
300%から298%になった

まぁ現時点で中国を設定時点から50%の延びだとしましょう。当然、これから発展というのが期待されます。が、市場投資の場合は「延々と成長しつづけていく」という事はありえないです。また、成長したとしても莫大な延びというのは成長しきった場合はないでしょう。

これは日本の株価が非常にいい例となります。

一時期、3万7000円近くあり、「将来は10万いくぞ」なんて楽観的な見方がされていました。が…今ではのびるどころか…10000円をいったりきたり…1/3以下に下がっていますね。

さすがに1ヶ月でドン!と50%マイナスなんて事はないです。また、成長しきったかどうかは数字を見ていれば大体分かります。(ニュースで取り上げるでしょう)

よって、「一生このファンドを買いつづける事はない」という事は覚えておいて下さい。

ある意味、こういうファンドというのは「手放し時がやりはじめよりも難しい」といえます。

で、例えば中国からallseasonに割合をそっくりかえる、というのを「スイッチング」といいます。


Q)
流れが色々わかったような気がします。この方にお任せしていくような感じなのですね。Hansard専門の会社なのですか?

A)
なんでも取扱ってます(笑)
スコッティだろうが、Manだろうが…


少しは…理解可能になったでしょうか? まだまだこのHansardもののやりとりは続きます。

今日は…ここで力尽きました。

補足

取りあえず、今回はHansardの設定例・・・が主の筈なのに、師匠の経歴にどうしても目がいってしまうという不思議な内容に・・・

軽く物語で書いていますが、一応は自身も「この化け物めが!」と言われていました。この表現自体、自身はあまり好きではなく、滅多な事ではこの表現を自分が用いる事はありません。

が・・・師匠だけは「この化け物めが・・・!」と本気で思いましたね。

華麗なる経歴の中に、ちゃっかりMDRTやら香港Distinguished Sales Person Award受賞なんてものが・・・

それまで、自分は専門家と営業能力は別物、と考えていました。頭でっかちが営業できる筈ない、と。(まぁ、この意見はあながち間違いではない。知識と営業力が比例するなら、学者や研究者が一番営業ができる事になるので。当然、そんなこたぁないのが現状)

えぇ、Mさんは「知と武を兼ね備えた化物」でした。

「香港在住日本人という異様に薄い市場の中での営業成果をちゃっかりこれ以上ない形で出している」

もう異次元だな、と。

ただ、信じがたい話なのですが、このMさんいわく「たくみさんの営業能力をみて私は自信喪失した」とか何とか・・・

長年、お互い「この化け物めが・・・!」とほめ殺し合う不思議な関係が、現在進行形で続いているという・・・(ただ、確かに営業能力では結果的に自分のが上になったかも・・・これに関してはいずれどこかで書く予定です)

 

Mさんの事に関しては・・・いずれ「物語」書きたいですね。本来、自分なんぞとつるんでいる人ではないですし、裏で動くのではなく表で動いてこそ光り輝く人ですから。

「出る杭は打たれる」
「トカゲの尻尾切り」
「罪のなすりつけ」
etc…

自分が知ってるだけでも・・・ホント、中々に裏切られの人生を歩んでいる人で・・・

本人の強い意志により実現はしませんでしたが、自分が全盛期の時にプロデュースして時の人になって貰いたかったです、ホント。(限りなく瞬発的ですが、一度だけこれが実現可だった時がある。これは・・・自身の物語で書く予定です)

自分?
自分こそ、表に出るべき人ではなく裏方でひっそり平凡が似合ってますって・・・

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