実際の保険診断例

診断の実際(4)~商品解説等~

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診断の実際(4)~商品解説等~

(3ー2)に対するたくみの解答(3ー3)~LAの詳細説明~

たくみです。

>「毎年見直しできるから」
>>な~んて事もいってくるでしょう。
>>が、見方を変えれば~~

これがちょっと解らないです。

見直しっていったいなに??

ここでいう見直しは「転換」と思って下さい。 従来の定期付終身は転換は2年たたないとできないわけです。 が、LAは1年ごとにできる。

で、ちょっとややこしいのですがLAは「設定保険料内での割合を変えれる」という特徴をもっています。

わかりやすく保険料が1万だとしておきます。

保険部分・・・8000円(80%)
アカウント・・2000円(20%)

アカウントは貯蓄部分となります。
これを毎年割合を変えれるのです。

アカウントを極端な話、100%とする事もできますし、逆も可能です。

で、現在の見直しのものを例にとってみると、アカウントがマイナスになっていますよね?

「現在と同じ保障額を明治で設定しようとした場合は25000円では出来ないのでマイナス●●円とした」という事です。 この25000円で保障をこれ以上増やそうとすればアカウントがさらにマイナスになります。

逆にアカウントを増やすと保障が減ります。
(7000万→4000万等)

当然、設定保険料をかえる事もできます。
例えば3万とすれば現在と同じ保障でアカウントのマイナスがなくなる等…

ただ、前回ふれたアカウント部分の貯蓄率が問題。
現在は銀行貯金より気持ちいい程度。(0.5%年複利)

『例えアカウントを増やしたとしても他で運用した方がマシ』

というわけです。
見直しとは保険会社では「転換」を意味します。
本来「減額」「増額」「特約の解除」「特約付加」等様々の手段があるのですが・・・
これらの本当の意味での見直しでは『職員の手当て』になりませんから・・・
転換を持ってくるのです。

4ページを見ると80歳まで保険料は¥28,200になっているけど、50歳で特約を更新した時は¥62,155になると書いてあります。この特約って何??もしかして、死亡・高度障害の時にもらえる6700万のこと?これって、この保険のメインですよね。これが特約?

実はこれがミソです。
主契約=終身保険(LAはアカウント?)なのに、それより特約の保険料が高い。 例えば今Aさんに外資の外交員として保険を販売しようとしたら2時間もあれば外資に入れる事ができるでしょう、このしくみを話してマトモなものを紹介すれば。

だとしたら、結局10年後にはまた転換しなければ、保険料が上がるの? 意味ないじゃん。

この転換の繰り返しで貯蓄部分がどんどんけずられ、最終的(払込終了時)には貯蓄が殆どなくなってしまう・・・これが現在の国内生保の手段です。 だから「自社ビルがドンドンたつ」のです。

ちなみに以前にもかいた通り、定期保険=掛捨てです。
10年更新、15年更新、60歳満了などいろいろあります。 殆どが目先の保険料の安さから「更新型」を提示してきますね。 ちなみに更新がなく60歳満了などというものを「全期型」といいます。

30歳で1000万の保障を10年更新×3回で60歳やるのと、全期型で払うのとでは全期型のが保険料は安くなります。

そしてもしも10年後に転換をしたとしたら、積み立て金が¥158475になっているので、今回の転換よりもさらに厳しいということ?

はい、そうです。

雲上家の場合、これから子供ができると仮定したら、子供はまだ10歳未満なので、50歳って言ったって、保証金額を減らすわけにはいかない時期ですよねー。

おそらく自分の保障額算出でびっくりされると思いますよ。

『7000万なんて保障額は絶対に必要無い』

先にいっておきます。
詳しくじっくりかいていきますので楽しみにしていて下さい。

> 現在500万の終身に対して、貯蓄がなんと-4685円となります。
LAの表現だと、現在の終身と言っている部分が「アカウント」と言われているところになるわけですか?

そう解釈してもらって構いません。

> しかも70歳までの払込みという鬼の様な提案です。

70歳まで払込って、どこでわかるんですか?

比較資料のおすすめプランのところに「70歳払込終身」とかいてありますよ。

今回と同じようなこと?
でも、これは過ぎたことですから、主人には言うのはやめましょう。

そうですね。
おそらく「お宝保険」(貯蓄性の非常に高い商品)からの転換だと思います。

> このまま70歳まで現在のを続けた場合、解約金が約280万あります。
>> L.Aは・・・

¥7,149,311  今と同じじゃない。

これは「途中で保障部分をなくし、100%アカウント部分にいれた場合」の数字です。

それから、ハッピーボーナスってなに??
何の意味があるの?

転換によって会社が利益が上がるから「多少は客に還元しないと」という事であるものだと思って下さい。

ちなみに今の終身保険の貯蓄率を年複利で表すと約1.7%。
今のLAの年複利は0.5%程度。
1.2%もの利ザヤが稼げますからね。

ちなみにこのハッピーボーナスみたいなのは各社あります。

他にもなにかありましたらドシドシ送ってきて下さい。

以上の説明に対する雲上さんからの質問(3ー4)

こんにちは、雲上です。

ここでいう見直しは「転換」と思って下さい。

} う特徴をもっています。

この部分は理解しました。

見直しとは保険会社では「転換」を意味します。

これらの本当の意味での見直しでは『職員の手当て』になりませんから・・転換を持ってくるのです。

では、保険屋さんに転換ではなくて「減額」「増額」「特約の解除」「特約付加」をしたいと言ったら、ちゃんとそういう内容でフォローしてくれるのでしょうか?

この転換の繰り返しで貯蓄部分がどんどんけずられ最終的(払込終了時)には

だから「自社ビルがドンドンたつ」のです

これが商売というやつですね。
こういう商売をやってる保険会社、潰れますね。

ちなみに以前にもかいた通り、定期保険=掛捨てです。
   :
では全期型のが保険料は安くなります。

私の会社のFPはこの全期型を進めていました。ちゃんと相談した訳ではなくて、ただHPにそういう資料が載っていました。

>転換をしたとしたら、積み立て金が¥158475に
>>なっているので、今回の転換よりもさらに厳しいということ?

はい、そうです。

この時点で、バカヤローです。

おそらく自分の保障額算出でびっくりされると思いますよ。
  :
詳しくじっくりかいていきますので楽しみにしていて下さい。

楽しみにしています。私も7000万はいらないだろうと思ってはいました。 それよりも医療保障をもっと増やした方が良いと。

> 今回と同じようなこと?
>> でも、これは過ぎたことですから、主人には言うのはやめましょう。

そうですね。
おそらく「お宝保険」(貯蓄性の非常に高い商品)からの転換だと思います。

この部分の話は、もう少し頭に余裕ができてから、お伺いします。できれば主人には言いたくないですから。でも、もしもいつまでたっても、明治生命が良いと言い張るようでしたら、「これでどうだー」と言って出しますが、こういう事態は避けたいです。

> ¥7,149,311  今と同じじゃない。

これは「途中で保障部分をなくし、100%アカウント部分にいれた場合」の数字です。

これ以上、少ないということですね。

> ハッピーボーナスってなに??
>> 何の意味があるの?
転換によって会社が利益が上がるから「多少は客に還元しないと」という事であるものだと思って下さい。

そんなん、いらんわい。(すみません。だんだん言葉使いに品が無くなってきました)

ちなみに今の終身保険の貯蓄率を年複利で表すと約1.7%。 今のLAの年複利は0.5%程度。 1.2%もの利ザヤが稼げますからね。

では、今の終身だけは続けた方がお得?

他にもなにかありましたらドシドシ送ってきて下さい。

今日はこれ以上設計書を見る時間が作れそうにありません。また週末ゆっくり見てみます。

それから、現時点で充分に、LAはイーラナイという気分ですので、主人の説得の為にもまた質問もしていきますが、次の『払い済み』『減額』『解約』に話を進めていただければと思います。

以上の質問に対するたくみの解答(3ー5)

たくみです。

では保険屋さんに転換ではなくて「減額」「増額」「特約の解除」「特約付加」をしたいと言ったらちゃんとそういう内容でフォローしてくれるのでしょうか?

はい、『そういう風に言えば』やってくれます。
ただ、現実問題としてその知識を知らない人が大半ですので「転換=見直し」という変な解釈ができているのも事実です。

これが商売というやつですね。
こういう商売をやってる保険会社、潰れますね。

っていったら、国内の生保は全部潰れるでしょう(笑)
ちなみに自分の目標は「日本の生保を世界基準のレベルまで」です。
目標は果てしなく大きいですね(笑)

私の会社のFPはこの全期型を進めていました。ちゃんと相談した訳ではなくて、ただHPにそういう資料が載っていました。

以後必要保障額算出でやっていきますが、保障ってず~っと必要なわけではないのですよね。

『万が一があった時に対する金銭的マイナスを補填する』

これが生保の考えと自分は思います。
宝くじではないのですから。。。

この時点で、バカヤローです。

逆に今その事実を知ってよかったと思いますよ。
で、この事実がなかなか一般に知れ渡らない理由、『お金』です。

以前、朝日新聞で「転換について」を何回かに分けて連載記事が掲載された事がありました。 その後、朝日には生保の広告が一切入らなくなりました。

『別に何を発言してもいいけど、以降広告等いれてやらないからな!』

ってなもんです。
現に自分のHPに生保のスポンサーは一社もついていないです。
・・・こんなもんです、日本の生保業界は。

楽しみにしています。 私も7000万はいらないだろうと思ってはいました。 それよりも医療保障をもっと増やした方が良いと。

以前メルマガにもかいたのですが、不思議な常識をつくり出しましたね、生保会社は。

『保障は給料の1/10ぐらいが目安』
『結婚したら5000万はいる』
『保険は入って当たり前』

まるで『婚約指輪は給料の3ヶ月分』というのと同じです。
で、本来保険会社は『儲けてはいけない』という大原則があるんですよね。
それが「相互会社」なのですから。
(共済と本来は同じ)

この部分の話はもう少し頭に余裕ができてからお伺いします。できれば主人には言いたくないですから。でも、もしもいつまでたっても明治生命が良いと言い張るようでしたら「これでどうだー」と言って出しますが、こういう事態は避けたいです。

もう一目瞭然のものを提示しますから大丈夫でしょう。

これ以上、少ないということですね。

はい、そうです、現実は。

そんなん、いらんわい。

よく分りますでしょ、『この怒りをどこにぶつけたらいいのですか?』とLAの説明を聞いた人全てがいったわけが(爆)

では、今の終身だけは続けた方がお得?

はい、別送で見直しの方法を送りますが、自分なら『払済』『終身のみを残しあとの特約は解約』という手段をとります。

それから、現時点で充分に、LAはイーラナイという気分ですので、主人の説得の為にもまた質問もしていきますが、次の『払い済み』『減額』『解約』に話を進めていただければと思います。

了解しました。

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