実際の保険診断例転換

診断の実際(3)~転換の実態~

実際の保険診断例
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診断の実際(3)~転換の実態~

(2ー2)に対するたくみの解答(3ー1)~転換の実体~

なお、保険料払込み終了時点で、この医療関連の特約の~

>>年払いでいいというところもありますので一度確認してください)

この部分がよくわからないのですが、この証券からは、ここまでは解からないということですね。

はい、確認できません。
更新後の保険料も分らないはずです、証券では。 よく「こんな話聞いてないぞ!」というクレームが出る部分です。

本人は、これを聞いたらショックでしょうねー。 その逆だと思っていますから。

最初に送って頂いたLAの比較資料でも転換の損の部分が見えてきます。 比較資料のLAの部分の「毎回の保険料」を見て下さい。

月払い・・・24623円
うち積立金部分・・・-4685円
    :
    :
転換価格703857円を~
とかいてあります。

現在は貯蓄部分が多少あったのがお分かりだと思います。 ただ、このLAは「積立金が毎月マイナスになる」のです。 現在解約すると約70万と思って下さい。 その解約金を頭金にいれ、新しい保険に入るのが「転換」です。

そう、この保険は「頭金70万が毎月4685円ずつ減っていく」という、定期付終身が可愛く思えてしまうくらい「とんでもない」保険になってしまいます。

貯蓄と一緒になった画期的な保険などといっていますが、「これのどこに貯蓄があるねん!」と突っ込んでみて下さい。 恐らく積立金が多少あるのをもってくると思います。

が!

『気付かなかったらこのまま販売してしまう』

これが現状です。

「毎年見直しできるから」

な~んて事もいってくるでしょう。
が、見方を変えれば「毎年転換を勧める事になりかねない」という事です。

ちょっと給料の話をします。
この商品は保険料から積立金の金額をひいた金額「特約部分の金額」の数%が毎回手数料になるという保険です。 そう、貯蓄部分が少なくなればなる程、営業職員が儲かる商品なのです。

この部分を聞いて、まだL.Aがいいと言えるでしょうか?

ついでに「転換について」かいておきます。

●見直し『転換』とは?

まず下をみて下さい。

H1年時点
終身保険1000万円・・月 7200円

H12現在
終身保険1000万円・・月14000円

同じ保険なのに保険料が倍近く変わっているのが分かると思います。 何故かといいますと、『予定利率』というものが変わっているからです。

H1は予定利率が5.5%でした。
現在は予定利率が2.0%。

予定利率が低いという事はそれだけ『保険料が上がる』という事なんです。 転換とは、『以前の利率のよかったものを解約させ、現在の利率の低いものに加入させる』というものなのです。

詳しく書いていきます。

◆転換とは?

もともと、予定利率の高いものの中の『終身部分』などの貯蓄性があるものは、保険会社にとって『損』になります。 ただ、保険の性質上、契約時点の利回りは絶対に保障しなければなりません。

よって、『その部分を現在の低い利率にすりかえる』事が必要と保険会社は考えました。 そこで出てきたのが『転換』です。

『3大疾病がでましたから』
『保障を大きくしませんか?』
『更新で保険料が上がりますから、こっちに変えた方がおトクですよ』
etc…

話を他の方へもっていって、実際のお金の損得にはふれない様にする。 まるで『借金の自動車操業』みたいですね。

具体的に損得を記します。

H1年時点での終身1000万=7200円(30年払込み)
総払込=7200円×12ヶ月×30年=2,592,000円

H11年時点での終身1000万=14000円(30年払込み)
総払込=14000円×12ヶ月×30年=5,040,000円

そうです、転換によって、この差額だけ会社はトクするのです。
この場合だと、2,448,000円!!

これが『実体』です。

転換とは

『現在の保険を解約して、その解約金を新しい保険に頭金としていれる』

という事なんです。

今までのたまりの部分は『おじゃん』になるのです!!!

◆今回の見直しの実体

(後略)

では。

‥‥‥
※実はこの部分だけバックアップがなくなってしまいました。頭がボーっとしてたのも有り、間違いも犯していましたので省略しました。なお、上記は「設計書を見ているという前提」で書いています。(送ってもらったものと照らし合わせて書きました)

以上の説明に対する雲上さんからの質問(3ー2)

月払い・・・24623円
うち積立金部分・・・-4685円
    :
    :

了解です。
このLAの転換の資料とともに、転換ではなくて、新しく同じ条件のLAに入ると「もっと高いんですよ~」という、資料も入っていました。 ただ、この部分って考え方次第で感覚が違いますよね。

保険に貯蓄性を期待して入っていたのなら、いままで積み立てた貯蓄部分がなくなってしまうというのが、「えーー!!」ということになりますが、最初っから掛け捨てのつもりが、少しは貯蓄になっていて、それを元手にするから、新しい保険に入るのに安く済むのねーと考える方法と。

おそらく主人は、下の考え方だと思うので、いままでの貯蓄部分を活用するということに、そんなに抵抗はないのだと思います。 前回の転換の時もそういう意識だったのだと思います。

ただ、私はまるっきり違って、そういう考え方では保険を選びたくありません。 まあ、これは保険に対する意識の違いだと思います。 MM号外のバトルのように。

このような状況なので、主人にはまだ、たくみさんのメールを見せないことにします。 前回の転換やLAが良いものだと信じている主人に、現時点でたくみさんのメールを見せてしまうと、自分の考えを否定されたという印象のみが強くなってしまいそうですので。   もう少し私がちゃんと理解して、ほかの提案等もできるようになってから、主人には話そうと思います。

それから、たくみさんのメールを何度も読み直して、LAの提案書を見ていたら、提案書の中で、疑問点がたくさん出てきてしまいました。

これってたくみさんに聞くのではなくて、保険屋さんに聞いた方が良いのかな? とも思ったのですが、いまの時点で主人と一緒に保険屋さんの話を聞くと、主人は、ますます保険屋さんのいいなりになりそうなので、私がちゃんと理解したいのです。

転換とは

今までのたまりの部分は『おじゃん』になるのです!!!

ここまでは了解しました。

でも、いままでのものをそのまま続けるにも保険料は上がるし・・・・ あ、これはこれからの話ですね。 LAについての質問です。 今日、初めて設計書をちゃんと見たので、第一印象の疑問という所でしょうか? お願いします。

「毎年見直しできるから」
な~んて事もいってくるでしょう。
が、見方を変えれば「毎年転換を勧める事になりかねない」という事です。

これがちょっと解らないです。「毎年見直しができる」とうたっているLAの特徴って何なんですか?転換ならLAじゃなくても出来るのでは? でも、特約をつけるとか削るとかそういうことなら、定期付き終身でもできますよね? 見直しっていったいなに??

4ページを見ると、80歳まで保険料は¥28,200になっているけど、50歳で特約を更新した時は¥62,155になると書いてあります。 この特約って、何?? もしかして、死亡・高度障害の時にもらえる6700万のこと? これって、この保険のメインですよね。 これが特約?

だとしたら、結局10年後にはまた転換しなければ、保険料が上がるの?意味ないじゃん。

そして、もしも10年後に転換をしたとしたら、積み立て金が¥158475になっているので、今回の転換よりもさらに厳しいということ?

雲上家の場合、これから子供ができると仮定したら、子供はまだ10歳未満なので、50歳って言ったって、保証金額を減らすわけにはいかない時期ですよねー。

◆今回の見直しの実体
現在500万の終身に対して、貯蓄がなんと-4685円となります。

LAの表現だと、現在の終身と言っている部分が「アカウント」と言われているところになるわけですか?

貯蓄性がさがり、しかも70歳までの払込みという鬼の様な提案です。

70歳まで払込って、どこでわかるんですか?

元々掛捨て重視の保険だったのに、さらに掛捨て重視のものに。。。

これは了解。

前回触れましたが、現在の保険も『転換』されていますね?この時点で、既にかなりの『損失』をしていたのです。

今回と同じようなこと?
でも、これは過ぎたことですから、主人には言うのはやめましょう。

値段が今の479円しか変わらない??
そりゃそうでしょ。
終身の貯蓄を減らしてしまえば。。。

納得。

このまま70歳まで現在のを続けた場合、解約金が約280万あります。L.Aは・・・

¥7,149,311  今と同じじゃない。

それから、ハッピーボーナスってなに??
何の意味があるの?

とりあえず、ここまでは、私が設計書を見て疑問に思ったところです。 以上、仕事をしながら設計書を眺めたので、ざっとしか見ていませんが。

よろしくお願い致します。

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