ストレスのたまらない飛び込み営業の方法

ストレスのたまらない飛び込み営業の方法 第三章:なじみ活動

ストレスのたまらない飛び込み営業の方法
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なじみ活動

 いまいちなじみ活動(定期訪問)の仕方が分からない、という人も多い様です。ま、自分の方法がベストかどうか分からんですが取りあえず自分がやってきた事を書いてみます。

  • 1-2週間おきに取りあえずテレビジョン等持って訪問

 これをひたすら延々と。大体100件くらい「テレビジョン持っていく先」があると、自分の場合はそれで時間が過ぎて行ってしまいました。(特定の職域とかなかったので、その点は効率が悪かったかもしれない)

 因みに、意外にも会社のツールで「今週の占い」みたいなものも人によってはテレビジョン以上に受けてました。ま、自分は出力が面倒で途中からやらなくなりましたが。

 訪問を繰り返していくと、それなりに話をしてくる先・全く話が出てこない先と色々出てきます。自分は基本「話をしてくれる先」を優先で週1訪問、断られる事はないが特に話をしてくれない先は2週間に1度の訪問、という感じでしたかね。

 1件にかける時間は特に決めておらず。テレビジョン渡して「では失礼します!」というだけだと30秒で終わりますし、逆に相手が暇なのか、異様に話し込んで1時間以上なんて事も。

  • 取りあえず仲良くなる、契約は二の次
  • 期限は特に設けない。基本、こちらから保険を勧めない
  • 契約を貰った後も変わらずなじみ活動は継続

 冗談抜きにこれに全力を費やしていました。保険契約を全くちらつかせず、仲良くなる事だけに全力を費やしていくと「ここまで飛び込みから人と仲良くなれるのかよ!」という程、仲良くなります。

  • お茶に誘われる
  • ご飯に誘われる
  • 飲みに誘われる
  • 遊びに誘われる
    etc…

 自分の場合、契約の有無は度外視で飲みに誘われるか遊びに誘われる事を最終目的」として活動していましたね。その為、何をしたら嫌われないか、相手が喜ぶか、距離が縮まるか、を本気で実践していました。

 ここで「あれ? 活動って昼間だよね? 地区飛び込みだと普通に一軒家かマンションとかが大半じゃないの?」という鋭いツッコミをされる方もいるでしょう。はい、そのツッコミは大正解で、自分の8-9割はマンション・一軒家、大半が主婦でした。

主婦でも何でも、自宅にいて話をしてくる人は案外暇

自分が感じた事です。因みに「お茶・ご飯に誘われる」というのは外に行く事もあれば、場合によっては家の中で、という事もありましたかね。これがいいのか悪いのかは分からんですが、「まぁまぁ、今日は暑いでしょ。取りあえずうちに上がって冷たいお茶でも飲んでって」とか言われたら、自分はほぼ常にお言葉に甘えてましたね。

 後、ある程度仲良くなると「普段どんな活動してるの?」等とほぼ確実に聞かれるので、前述の活動パターンをその通り話すと「え? そんな喫茶店近所にあるの? 教えてよ」等と言ってくる事が多く、流れで「んじゃ、行きます? ここからなら徒歩2分ですかね」とか「じゃ、今度行きましょうか。今週なら●日と▲日にここら回る予定ですが、いつがいいです?」ってな感じで不思議なアポを取ったりとか。

 え? 契約?

 ここまで仲良くなれば需要がある時には絶対声かけてくれますから。(ひたすら待つのみ、数があれば相手が声かけてくれるのを待つだけでも充分成果が出る)

 恐らくここまで仲良くなっていれば自分から声かけたらさらに成果はあがるでしょうが……自分は嫌われる事が、断られる事が怖かったので最後までやりませんでしたね。(恐らくこれが結果オーライでベストだと思っている)

「お前、ホストでも絶対大成するし、マルチやっても絶対上手くいくだろうな。お前がお願いすれば何でもしてくれるっていう子、滅茶苦茶多そうだし。何か勿体ないなぁ……」

 最終的にはこういう風に言われる事が多くなっていました、ね。

プレゼントの使い方

 プレゼント⋯⋯自分自身そこまでやらなかったので詳しくは書けないかもしれません。そもそも自分はプレゼント・手紙よりも何よりも重要なのは「対面する事」というデータを自分は取っていました。(と思っているのは自分だけで、客観的にはかなり多用していたかも?)

 自分は全く別の観点「如何に客に奢って貰うか?」「客から如何にモノを貰うか?(情報を貰うか?)」「如何に客と保険以外の接点を見出せるか?」に命懸けてました笑

 後、「え???」とよく言われるのですが、自分は「如何に相手に保険の事を持ちかけられるか?」という事にも力を入れていました。まず自分からは保険を勧めた事はなかったですねぇ。。って、勧めていたらもっと契約が取れていたかもしれないですが、前述した通り「断られる」のが極端に苦手でして、結局押しの営業はする事はなかったですね。

 相手が自分を「保険屋」というのを認識していれば十分です。放っておいても仲良くなれば「たくみ君、そういや保険やってたよね。実は〜」なんて言ってきてくれますから。(と、いつこういう事をいってくるのか? というのもデータ搾取しておくと後々便利。性格によるグループ分けなんてのも出来ますし)

 とにかく「相手に不快を与えない」「相手に喜んで貰う」という視点で考える⋯と。

 取りあえず、自分がしていた数少ないプレゼント──いや⋯これ自体名前を変えた方がいいかも。「相手の喜ばし方」として以下書いてみます。

相手の喜ばし方

 いきなり意味不明かもですが、まず「笑顔」です。次に「元気」ですかね。これ、基本です。

 何でもいいですよ、コンビニ店員でもショップ店員でも思い浮かべてみて下さい。ムスッと対応されるのと笑顔で対応されるの、どちらが気分良いですか? ボソボソ対応されるのとハキハキ対応されるのではどちらが気分良いですか?

 取りあえずどんな人でも一番魅力があるのは笑顔です。その笑顔を定期的に届ける、相手にも笑顔になって貰いたい、この気持ちでいるだけで全然成果は変わってくるでしょう。

「●●さん見たら元気になったわ」
「●●さん、いつも楽しそうでいいね」

 こう言われる様になったら、笑顔が身についている証拠。取りあえずここのラインを目指しましょう。(ま、そこまで難しい話ではないでしょう。ちょっと意識すれば誰でも出来る)

 次、ちょっとしたテクニック(人別)について少々。

誕生日

 案外、この誕生日というのは保険販売において一つのタイミングとなります。値段が上がる前に入っておかなくては⋯なんて意識が働くんでしょうね。よって、この時期に保険を勧めるというのはそこそこ有効でしょう。

 自分の場合、誕生日は実はもうちょい違う主旨で使用していました。(元々自分は保険を勧める営業は殆どしなかったですので)

 いい大人になると、誕生日を祝ってくれる人って中々いないんですよね? よって、それを利用。男性ならビール券、女性なら500円くらいのケーキ、最悪誕生日カードでもOK。これを手渡しにて持っていく、と。(なじみが出来ていれば郵送でも可能かも)

 はい、かなりの確率にてお客との距離は縮まるでしょう。

 当然、かなりなじみが出来ていれば食事に行ったり飲みに~というのも大いにアリ。少々出費がかさみますが、ここまでいけば近い将来必ずペイしますから。

小さな子供がいる家庭

 子供がいる(進学する)家庭で滅茶苦茶有効な手法を。

お名前シール

 これは、印刷屋等と提携。(いや、提携といっても別にただ「そういう需要があるんで、御社を紹介して回っていいでっか?」という許可を貰うだけ.。これ自体、既にしている営業所もあるかも)

 印刷屋にしてみても客は1人でも欲しいので重宝されますし、客にしてみてもかな〜り喜びますし。

 シール作成(名前入り)自体、そんなに値段がかからないので、客から銭を貰っても当然いいですし、その程度の出費は持っても十分アリ。(今後に結びつくので、その程度は安いもの)

 会社開拓にも繋がるので、自分は滅茶苦茶多用していた手法です。(期間限定とはなりますが)

新婚さんや、小さな子供がいる人

 シールの他に使用していたのが「家族や自分の写真でのカレンダー」作成。

お気に入りの写真にて、カレンダー作りませんか?

ってなやつ。

 これは、写真屋がやっていたので飛びつきネタを振った所、大反響。カレンダーという事で、これまた期間限定ですが滅茶苦茶使えます。子供がいる家なんかは、特に赤ちゃんなんかいれば、間違いなく喜ぶでしょう。

 これ自体も、実はそんなに高くない。って、これ自体、スキャナーあたりあれば、自分で作成可能でしょうね。ただ、せっかく写真屋等と仲良くなるチャンスともいえるので、出来れば写真屋に頼みたい所ですね。

会社主催のビアパーティ等

 これは国内生保のみで外資とかやってないかな? 自分は意外にもこのビアパーティ等の会社主催のイベントを活用していました。いまいち距離が縮まらない、食事などに誘いたいけどきっかけがつかめない、という際には打ってつけ。

「実は会社でこんな企画やってるんです。良かったらどうですか? あ、当然これ来たからといって保険やらないといけないとかありませんので安心して下さい」

意外な人が誘いに乗ってくる、とか普通にありましたね。

 自分の場合は「契約がゴール」ではなかったので、契約を貰った先でいまいち仲良くなれていない人とかにこれ誘う事が多かったかな?

 基本「強制参加」させられる人によっては嫌で下らないイベントでしょうが、どうせ強制参加ならば「既契約者フォロー」と考えればいいかな、とね。

 意外に喜ばれますし、距離も縮まりますよ。

お歳暮等配りもの

 これも国内生保のみかな? 重大月時に半強制的に配りものを買わされません?

 自分はこれも「契約度外視で仲良くなりたい人」に渡してました。

「いやぁ、会社が重大月という事でこんな粗品を配給されたんですよ。良かったらどーぞ!」

 案外喜ばれますよ。

 因みに年末頃のカレンダーとかもそこそこ重宝しますかね。普通に訪問ネタとして使えますし。

新人獲得活動

 これも国内生保のみかな? 要するに「新人獲得の為のイベント」です。大抵は占いとか食事会とか、何らかのワンクッションがある筈。

 自分は普通に訪問ネタの一つとしてそういうイベントとかある時に声かけしてましたね。

「こんにちはー。テレビジョン持ってきました」

「いや、私実は先日仕事辞めて・・・」

「あ、丁度良かった! 実はこんなイベントやってまして」

「──え?」

 その子が生保レディになる事はありませんでしたが、イベントには来てそれ以後距離が縮まった、とかありましたね。

訪問ネタの為の兼業?

 2度目以降の訪問、いや仲良くなった先でもネタ(理由)がないと行きづらいものですよね? 毎回「保険どうでっか?」なんてのですと、かな〜り空気が重くなりますし。

 この話は⋯どちらかというと「何度か訪問してそこそこ仲良くなった所」に対しての話です。

 ちょっと例を出します。

「芸能ニュースのみをずっと会話する」

 当然可能な人もいるでしょうが、よほど相手も自分もその話題が好きでなければ会話は成立しません。

 普通、そうですねぇ……会社の同僚でも友達でも一つの話題ばかりを延々と話しますか? 違いますよね? テレビの話題、誰かの噂、趣味の話etc… 色んな事を話して「会話」というのが成立していく事でしょう。

 これ、営業にも言えるかもしれませんよ。毎回、保険が主の話題だったとして⋯⋯疲れませんか? 自分も相手も。。

 ちょっと視野を広げてみます。そもそもよ〜く考えてみて下さい。保険営業員=個人事業主、となります。自分が「いち商店」なんですよね。

 保険営業をやっている理由って何でしょう? 綺麗事はどれだけでも言えますが、根本的な部分では「お金」の為⋯というのが万人共通となる事でしょう。

 お金を得るのにあたり、自分自身は「100%、保険手数料のみでやるんだ!」なんて事は思いませんでしたね。

 別に会社に縛られているわけでもないですし、営業規定に「他で銭得てはダメ」なんて書いてないでしょうし。(もしかして禁止されているのかもしれないが、少なくとも自分はサイドにて会社をクビになった⋯なんて話はマルチ以外聞いた事ないです)

 自分自身は楽しければ問題ない訳で。別に保険に入らなくても、入れなくても保険という媒体にこだわらなければ銭のネタは自然と転がってくるわけで。

 自分自身、訪問ネタとして、携帯屋とか色々業者と組んでいましたね。いいネタになりますよ。「今日は、実は携帯屋さんに頼まれまして、携帯パンフ配りしてるんですよ」なんて。(当然、仮に携帯がさばけたら、自分に多少のフィーが入ってくる。ま、自分は結局貰いませんでしたが)

「提携? んな事難しそうだよ」

 なんて仰る方もいるかもしれませんね。いやいや、難しい事なんて何もないですよ。

 ドコモショップ等へ取りあえず飛び込む。(暇そうな時に)

 話法は通常と同じ。

「●●町の担当になりました、●●です〜〜〜〜」

 で、アンケートを書いて貰い、その後とにかく通う。(暇そうな時に) 携帯屋さん自体、案外口が達者な人が多く、向こうから「ねぇ、よかったらスマホ欲しい人いたら教えてよ」なんて言ってきます。ここで「契約書の書き方教えてくれたら、取ってきますよ〜」等といえば、ホイホイと教えてくれます。(今はこれは出来なくなったかな?)

 別に訪問ネタというだけなので、紹介に伴う手数料なんて別にゼロで問題ないです。むしろ、手数料なんて貰わない方がいいかも。

 携帯をさばけばさばく程、相手に「恩」を売る事が出来ますからね。携帯屋だけは、保険をキャンペーン等を利用して勧めてもいいかも。(携帯をさばいた後という事を前提で) 案外、銭もってますしね(笑)

 後は、一時期「実は、ペットの共済なんてのをやろうという人がいて、実際に調査を頼まれているんですけど、仮にそういう共済があったとして、●●さん、加入しようと思います?」なんて事もやってましたね。(当然、自分自身が取り扱おうと検討していた)

 パチンコ屋の新装開店情報なんてのも重宝されましたね。一時期、パチンコ屋の景品の物々交換を考えた事もありましたが、実際に負ける人が多く、景品より銭のがいい! ってな感じでネタが思ったように集まらず断念した事あります。

 会社なんていったら、人材を探している所も案外ある訳で、当然そのネタも対象になりそうな人に提供。当然、紹介した人が会社に入社にて、多少のバックも。(あくまでも保険屋でしたので、殆ど気持ち程度しか貰いませんでしたが)

 はい、いわば町の情報屋・何でも屋みたいなものでしたね、自分笑 不思議なもので情報提供(役に立つもの(?))をする事により、お客さん(一般の人)自体、色んな情報を教えてくれるものでして……

「そういえば、友人が保険考えたいっていってたんで、たくみ君紹介しておいたよ。一度電話してみな。話は通してあるから」

 なんて事も、しばしば。
 当然「保険見直ししたいんだけど⋯」と、予想外にもいってくる人もいたり。。


ちょっと長くなったのでここで一旦区切ります。

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