ストレスのたまらない飛び込み営業の方法

ストレスのたまらない飛び込み営業の方法 第三章:国内生保専用の事(ただ、外資の人も参考になるかも)

ストレスのたまらない飛び込み営業の方法
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国内生保専用の事(ただ、外資の人も参考になるかも)

配りものゲット手法

 自分自身、基本的にモノにお金はかけなかったですが、なにかと景品って国内生保ってありましたよね? 映画チケットとか、お歳暮品など。

 で、絶対に「余り」って出るじゃないですか。それを職員さんから貰うという事、よくしていたんですね。テレビジョンでも、基本的に翌週の予定が載っているもの、週末までに配りきらなかった人など案外いますよね? よく貰ってました。大掃除の時なんかは、かきいれどき笑 退職した人のロッカー等、様々な文具用品や手帳等見つかります。ティッシュなんかも案外多量にゲット出来ます。飴なんかもゲット出来ますね。

 ってな具合だったので、自分は配りものは全く金はかけなかったです。テレビジョンは(唯一かも)週15程度購入。後は他の人から分けて貰って計60程度にはなりました。

 日生ネタですが、確か月曜日(火曜日かな?)に、来週分のテレビジョンが配られますよね。

 狙いめは金曜もしくは月曜の昼。ゴミ箱の中にさりげなくテレビジョンが捨ててあります。営業所によって差があるでしょうが、どこでもこういう現象は起こっています。ゴミ回収の作業員がゴミを捨ててしまうので気付かないかもしれないですが、かなりの数が捨てられていたりします。

 全ての人が「真面目に仕事出来た」という週は殆どない筈です。これは「サボった」というわけではなく、病気等で会社を休んだり子供が風邪などで仕事出来なかったり、という事もありますから。で、そういう人達に「分けてよ~」といって「うん、いいよ〜」という人間関係を如何につくるか? ってな感じですな。

 最初のうちは投資(?)になるでしょう。逆に「今週仕事が上手く出来なくてこんだけ余ったから良かったらこれ使ってよ」ってな感じで、渡す、と。育成部(入社2年未満の人達)なんか、狙いめです笑

モノの有効な使い方

 粗品、配り方、、今思うと自分自身特有だったかも。ティッシュとかアメとか、単体1つ貰っても何とも思いませんよね?

だったら、まとめてボンと上げてしまえ!

という手法を使っていました。ポケットティッシュも塵もつもれば山となる、ボンと50個渡されれば活用方法も出てきます。家庭でも、店にも有効です。

 飴。これも1つではなく、ボンと1袋渡します。基本的にどこでも有効です。喫茶店など、非常に重宝されました。ちなみに、この1袋ポン! は、「馴染みにさせる為」の手段として用いる事が多かったですね。

 自分の場合は喫茶など、アンケートを取った次ぐらいに「ボン」と持って行ってました。で、一気に距離を縮める、と。会社の場合でも同様。会社は飴を多用してましたね。ボン! と持っていく。

「こんなん持ってきたの、あんたが初めてだよ、ふははは」

ってな感じで距離は縮まります、人によっては。

 メモ帳だけは銭突っ込みましたね。(名前入りの) これも、20個などという単位で「ボン」っと企業に持っていく。「みんなに配って下さい」なんて感じで。訳の分からないお歳暮なんかより、よっぽどか有効です。

 お歳暮品。
 これは家庭専用、顧客専用。特に何も期待していないですが、よりコミュニケーションをとる事が出来、駐車場提供や自転車を貸して貰えたりする、自然と「ところで子供が今度結婚するんだけど」等と勝手に保険の話を持ち出してくるようになる。

 映画チケット等。
 お歳暮品と同じ使い方。基本は3〜4枚一緒に持っていく。(余ってるからどうぞ! という風で、余ったという事を強調) 3〜4枚となると、友人・知人を誘っていく事もあり、勝手に紹介をしてくれる用になる。

 自分はHPとかでGNP営業をボロクソ書いている様な気がするかもしれないですが、GNPはフル活用していました、実際は。

社内セールス

『如何に喜ばれるか?』

 これは常に考えていました。
 で、

『如何に金をかけないか?』

 これも徹底していました笑

 はい、自分が一番していた職域活動は、恐らく「社内」でしょう。営業所なんかは全く関係なく、様々な情報網を形成していました。

「出社・帰社の連動(昔は印鑑)、粗品の供給、設計書・なじみツール打ち、お茶出し etc…」

 自分の先輩なんかはこの社内セールスが非常に上手く実に「客の会社から頼まれたグッズを社内にて販売」なんて荒技もしてましたね。

 ちなみに社内セールス自体、目安となる人に対し大抵昼飯1度や、カラオケ1度奢れば、バッチシです。コンピューターへの入力なんかは「昼飯」をエサに他の人にやってたものです。(アンケート渡して入力して貰っていた)

 設計書等は、アンケートに、目安となるプランをざっくり書いておいて貰い、朝一で出力、と。ただ⋯設計書は基本的に自分は「決定する際」ぐらいしか作成しなかったので、バカみたいに怒られていましたね。

『設計書アホみたいに作って契約とれるんなら誰も苦労せんわ!』

よく心の中で叫んでいたものです笑

 ただ⋯最近は出勤・退社等五月蝿くなり何か⋯営業の醍醐味「契約を取れば何をやってもOK」がなくなってしまいました(分かる人にしか分からないでしょうが)

 よく12月なんて契約を月初めに4件入れて、15日くらいから早々と「冬休み」なんて事、やりませんでした? 今じゃ⋯そういう事難しいのかも。。直行・直帰も⋯ホント新規契約手続き以外は許して貰えないかも。。ホント、嫌な時代になったもんです、はい。。

社内営業(同僚は最大の見込み客)

 これに関しては意図的にやっていた訳ではなくたまたまそういう結果になった、という話。ま、中には「狙ってやった」人もいますけどね。

 ここまでこの著を読んだ皆様なら気付かれているかもですが、自分は人一倍「サボって」ました、表向きには。同僚と勤務中にお茶行ったり飯行ったりは日常茶飯事、時には遊びにいったりすら。

 一見、無意味で非生産的な動きでしょうが、自分の中ではサボっている訳ではなく通常の仕事と思ってやっていました。

同僚は最大の見込み客になり得る

 職員(営業)の定着率の悪さ、これは国内生保のみならず外資系や損保系生保でも同様でしょう。1年以内に半数、2年以内に8割くらいの人が辞めていってしまう、5年以上在籍している人なんかはそれこそ数える程しかいない、こんな業界です。

 さて、保険業界から足を洗った人はその後どうなるか、皆さんはご存知でしょうか? 恐らく多くの方は「いや、辞めていった人のその後なんぞ知ったこっちゃない」と無関心なのではないでしょうか?

 自分の場合は仲良くなった一部の生保レディの方とは辞めてからも普通に変わらずお茶したり遊びに行っていたりして関係を継続していました。

 その結果、半年後とか1年後とかに普通に保険契約に結びつく、という事がそこそこありました。前述の通り、狙ってやっていた訳ではなくたまたまそうなっただけ、ですけどね。

 冷静に考えてみると、辞めていく人の大半は「保険の仕事は嫌いじゃないけど成績が取れなくて薄給だから辞めていく」というケースです。で、保険の重要性等は人一倍理解している、と。ある程度収入が安定すれば保険に入りたい、と思うのはある意味必然といえばその通り、なのかもしれません。そして、加入するなら一番身近な人に、と考えるのも。

 自分の場合、営業所を飛び越えて「何でこの営業所の人と仲良しなんだよ!」という人達とも交流を持っていました。きっかけはまぁ少し考えたら分かると思います。

・施策パーティ
・施策旅行
・組合活動
・研修

 施策系イベントや組合活動時には普通に宴会がありますよね。そこで空のコップ片手に全ての席にビール注ぎへ出向く、と。新人の頃に先輩に「これが新人の仕事じゃ! 全ての席にビール注ぎに行ってこいや!」と言われた事を自分は退社まで延々と忠実に守ってました。

 で、ビール注ぎをしていると中には気が合う人というのが出てくるんですよね。そうしたら流れでそのまま席に定着して一緒に飲み続けたり、イベント終了後にお茶したり飯食いにいったり飲みにいったり、遊びにいったり、と。ここらは皆さんがやっている事と同じ(?)でしょう。

 え? そんな事やった事ない? それは勿体ない、是非ともやりましょうよ。基本ビール注ぎ巡りをしていれば誰かしらと仲良くなって普通に誰かしら誘われる筈ですから。

 慣れてこればこちらから誘うとか出来る様になるでしょう。心理的に考えて、生理的に受け付けない人以外は誘われれば嬉しいというのは誰しもが持つ感性の筈。ちょっとした刺激や変化を求めているというか何というか。同じ会社の人という事もあるのか、意外な程誘いに乗ってくる人が多い、というのが自分が感じた事ですね。

 研修に関しては書くまでもないでしょう。何日もグループ等形成して席を共にしていればフィーリングさえ合えば勝手に仲良くなります。仲良くなれたなら、その研修だけで済ます事なく取りあえず「外」に誘い出して関係を強固にしておくよ、と。ま、普通にお茶とか飯とか飲みとか遊びとか、ですね。

 営業所外の人達で仲良くなった人は取りあえず月1か2カ月に1度くらいのペースで声かけしてましたかね。ま、後の流れは通常顧客と変わらず、お茶の誘いに乗ってくる人は継続、上手くいかない人は疎遠に~という感じだったので、全ての人が残るという事はなかったです。(それでも残る人は残る)

 と、ここで「いや、営業所外ではなく営業所内の人との関係構築はどうするの?」というツッコミがあるかもですね。自分の場合は「営業所内でも外でも同じ」という考えなのですが、どちらでも「取りあえず外に連れ出してナンボ」なのは確かでしょう。要するにお茶したり飯いったり飲みや遊びに~という感じですね。

 同じ営業所の場合は一度そういう関係になってしまえば後は簡単です。何となく仕事終わりに「飯いく?」とか、ちょっとしたタイミングで「お茶行く?」とか、ナンボでも出来るかと。で、相手の雰囲気的に「コイツ、今日仕事やる気なさげだな」と感じたら、テキトーにカラオケとかゲームセンターとか遊園地とか誘い出したりするのも一興でしょう。(昼飲みは難易度高い。直帰出来る時くらいでしょうかね。一度昼飲みで帰社した際にべらぼうに怒られた記憶アリ)

 ま、ここらは感覚の世界になるので明確な数字を出すのはナンセンスでしょうが、3回もこんな事をしているうちに「他の同僚より一段仲良し」になるのは必然でしょう。

 自分の感覚で、遊びに共にいった人はほぼ100%、仕事後に飯や飲みいった人は80%くらいの確率でその人にとって社内で一番仲良しの人になれていた、かな?(別に一番じゃなくてもいいです、仲良しになれさえすれば)

 ある程度仲良しになれば普通に私生活の話とか仕事の悩み・相談とかされる事になるでしょう。で、人によっては退職の相談とかも。

 この退職時こそ最大のチャンス。これは経験した事ある人しか分からないでしょうが、退職を決めた後というのは案外冷たくなる人とか多いのですよね、この業界。残る人と辞めていく人との壁というか何というか、疎外感が半端ない。この時、今までと同じ様に、それ以上に優しく接すると、距離がグッと縮まります。

 そしてその人が退職後、ちょっと密に連絡を取ってあげるよ、と。自分の場合、辞める日にお疲れ会と称して飲みかカラオケ、辞めてから1週間後に「どう?」とお伺い連絡、2週間後くらい(流れによっては1週間後のお伺いの後)にお茶に誘ったり飯に誘ったり、その後は2-4週間隔でお茶やら色々のなじみ活動継続。

 辞めていった人に対してここまでする人はどうやら殆どいないっぽいが為か、強力なサポーターになってくれる人が多かったです。

 余談ですが、機会は少ないので絶対数はそういませんでしたが、他社の人とも似たような事していましたよ。たまたまバッティングした人とか、たまたま飛び込みいった先が他社だった人とか。流れは社内営業とほぼ変わらないので略します。

 「これ、サボりやろ!」とツッコむ人もいるでしょう。が、中長期で見れば決してサボりではない、むしろ下手に外に営業にいくより数倍効率的な営業活動と思うのは自分だけでしょうか?

 余談ですが、元同僚からの契約が続いた際に「何故や?」と先輩に聞かれてこの話をしたら「お前……ホストでも大成するわ……怖ッ!」と思いっきりドン引きされたのはよく覚えています。

 どこまで参考になるか分からないですが、ま、一度お試しあれ。

サボり

 自分にとって「サボる」という言葉はある意味存在しなかったかも。というか⋯考え方によっては全ての行為は仕事に連動してくる訳ですからね笑

 よって吉野屋やコンビニ弁当は自分は御法度としていました。ジュースを買って公園で休憩なんて勿体無い、ってね笑

 身近な所にも考え方一つで「仕事」になったりするんですよね。どんな商売にも通用するのかどうかは分かりませんが、まぁ営業においてはこんなもんでしょうね。

 サボりといっても、当然ネカフェに一人で籠って~とか車の中でスマホを弄るとか自宅で寝るとかはダメ。誰かと一緒というのが鉄則、1人でサボる場合でも人と接する(仲良くなれるきっかけがありそうな)場所で、というのがミソでしょうね。

 保険営業のメリットとして「どんな人でもターゲットになり得る」というのがあります。頑張って下さいませ。

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