第5話　身内契約

第5話　身内契約

私が入社した時期はちょうど準重大月（２月）になる。

入社一ヶ月目は通常０件でもいいが、とてもそんな雰囲気ではなく、結局私の姉にお願いして契約してもらうことになった。

身内契約だと通常年払いじゃないと自分の成績にならない。

（ちなみに新人のうちは身内、友人等から契約をもらう人が多い）

私は既に小橋さんに保険を加入していたので、自分自身は入る余裕はない。ましてや年払いなんて・・・

でも生計を別にしている場合は月払いでも自分の成績になる。その為、姉から保険の契約をもらった。まぁ兄弟が多い人は結構おいしいと思う。ただし親・兄弟に頼むのは普通のお客さんから契約を頂くよりたちが悪い。 支払いがルーズになったり、やたら恩をきせたりetc…

姉　「今月２７日の引き落とし間に合わないから月末にしてよ」　

私　「そんなこといっても・・・」

姉　「じゃ、立て替えといてよ。私、あなたのお客さんだよねぇ～」　

私　「・・・分かったわよ・・・」

あぁ～っ、こんなことなら保険取るんじゃなかった。
ちなみに未だに態度がデカい（？）姉。

（姉がもともとそういう性格だったのかも？）

まぁ身内からは何かと気まずいのは確かです。

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