Forbidden Game~3倍速Girl~

Forbidden Game~3倍速Girl~ 第23話:モテる女になる為に~需要を見極め徹底的に~

第23話:モテる女になる為にForbidden Game~3倍速Girl~
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第23話:モテる女になる為に~需要を見極め徹底的に~

「そうそう、ふたばちゃんっていたじゃないですか」

「あぁ、いたねぇ」

「あの子、あんな写真見せたらダメだと思います。だから1日2万も稼げないんですよ」

「ん? ギャルは人気なんじゃないの?」

「中途半端なんです。ギャル好きな男の人には、もっとギャルギャルしてなきゃ」

「ほぅ……」

「私ならもっと茶髪にして、そうですね……若い時の西野カナ系ないしは黒ギャルになります」

「ほーぅ、なんとなく分かるような……」

「あれじゃ、ギャルというか不良系混じってますよね。低いです」

「……?」

「ほら、私たまに風俗いってたじゃないですか。その店では少なくともこういう子はないです、何人も見てきましたから」

「……そういえば、この年で業界歴も長かったね」

「店で人気ある子、ギャルなら完全にギャルになってます。日焼けサロン通ってハイレグの水着跡までつけたりして」

「──! やけに本格的だね」

「いかに自分の商品価値を高められるか、ですからね」

「──だから、みのりちゃんは徹底して清楚系だよ、っと」

「そうですよー。ま、ですけど♪」

「要するに需要を見極め、それに突き進め、と。やるからには甘い気持ちじゃなく徹底的にやれっと」

「はい、そのとーり♪ ただ、店にこういう子やブスな子、必要なんです」

「……どういう事? みんな可愛いに越したことないんじゃない?」

「みんな可愛かったら、誰も指名せずにフリーで入りますよね?」

「──!」

「だから、お客さんがフリーじゃなくて指名で入るように、可愛い子をさらに引き立たせる為、こういう残念な子、必要なんです」

「ほほぉ~、これは勉強になるなぁ」

「要するに、何も考えずラクしてお金は稼げないって事です。こんな私ですら、努力してるんですから♪」

「ただ、みのりちゃんくらい努力する子、そういないんじゃ──」

「だから、私がに稼げるのですよ^ ^」

「……なんか目から鱗で感動したよ──凄いね」

「だから、私には服も靴も時計もネックレスも必要なんです♪」

「え? さっき男の人はユニクロで十分っていってたじゃん。あれ?」

「私はですから♪ ハァァ……半年で300万は衣装やバッグ買っちゃいまいました。いくらあっても足りないわ……」

──最後はともかくとして、色々と名言を言うみのりちゃんでした。

補足?

「自分の特性を理解し、それを如何に突き詰めていく事ができるかでモテ度は変わる」

当時19歳のユキのこの発言に「はぇ~」とヤケに感心した記憶あります。野球でいうなら、西武のドラ1の渡部が誰を目指すかによって未来は変わってくる、とでも言えばいいでしょうか。(誰がどう見ても山川を目指すべきで、間違っても周東を目指してはいけないよ、と。・・・プロ野球ネタでマニアック過ぎですかね)

これと同様、例えば一重の子が二重の子を目指したところで、ロクな結果にならないとか、、薄い顔の人が濃い顔を目指したところで~とか・・・方向性を間違えたら、かえっておかしな事になってしまうよ~と。

性格に置き換えても、さらには仕事のスタイルに置き換えても同じでしょう。

「自分の特性を見極め、その長所を伸ばしていく事」

これが人生を豊かにしていくコツですぜ。

・・・って、ホントこんな作品書いていて何を言ってるんだか・・・

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