Forbidden Game~3倍速Girl~

Forbidden Game ~3倍速Girl~ 第2話:りえちゃん登場

第2話:りえちゃん登場Forbidden Game~3倍速Girl~
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第2話:りえちゃん登場

──2日目

「あ、そうそう、言い忘れてたけど、もう一人売り子さん作ったから」

「──え? どういう事です? 私以外の子、一緒にやるっていうんです? ──それはちょっとヤダな……」

「あ、違う違う、みのりちゃんの他にりえちゃんという名前で募集かけたから、一人二役これからお願いね」

「あ、そーいう意味ですか〜。りょーかい♪ そういう事なら喜んで♬ で、どういう子の設定なんです?」

「んー、とりあえずみのりちゃんと真逆、敬語使わないちょいSのギャルっていうイメージ。分かる?」

「まぁ、大体は。要するに昔の私そのままでやればいーんですね。ちょっとやさぐれてる感じで(ㅎ.ㅎ)」

「ま、まぁ……そうだね。ここらの設定は下手に俺が作るより任せた方がよさげだね。じゃ、りえちゃんのメール対応お願いね」

「りょーかーい!」

「ところで、さっき誰か来るの嫌がってたよね。……なんで?(ニヤリ)」

「そんなこと当たり前じゃないですか! もし1人増えたら私へのフォローがおざなりになって結果的に私に入るお金が減るのが火を見るよりも明らかじゃないですか! いい? 絶対に私以外の他の人、入れないよーに! 分かりました?」

「は、はい!」

「分かればよろしい♪ じゃ、頑張りましょー!」

りえちゃん役

「ふふふーん♪ えー、なになに? 写メが見たいだって? 100年早いわ! 出直して来い──っと」

「なんか上機嫌だねぇ」

「あ、さっきからやってるんですけど、りえちゃん役は言い放ててラクなんです。気に食わない人、バシバシ捨て台詞書いて、気持ちいーです」

「あー、そう。なんかこのままのキャラで会うのもいいかもね。S嬢ギャルって感じで」

「あ、私多分上手いですよ。タメ語で命令してツンツンしとけばいいですよね?」

「ま、まぁ……そういうのにハマる男の人、いるだろうね」

「──っと、またメール来ました。なになに? 僕はM男だからいじめて下さい? また来た、思いっきり蹴って下さい?」

「……どうやら、このキャラだとM男さん、たくさん来るっぽいね」

「何かさらに変なの来ました。鞭やローソク、アナル責めなどで調教して下さい? 気持ち悪い、7万って提示してやれ……」

「──! お、OKして来ちゃったよ……ただ、実際SM倶楽部で同じプレイだったら恐らく3万くらいが相場じゃない?」

「そ、そうですか。じゃ、3.5万でいいですよ、とレスを……なになに、いきなり半額になって怪しいですって? んー、なんか面倒くさい──死ね、と」

「……真性M男さんは、面倒くさそうだね」

「そもそもなんで書いてもない事、要望メール来るんですかね?」

「……一回り以上年下のギャルの子に虐いじめられたり調教されたいっていう願望持つ人、案外多いみたいだから……」

「なんかよく分からない生き物ですね、男の人って……」

「まぁ……色々疲れてる大人の男性、多いから……」

「そんな男性にとって見れば、私は天使でしょうね♪ えぇ、何でもしますよー、対価さえ貰えれば♪」

「まぁ、確かに天使かもね。お金でこのレベルの子に自分の欲求をぶつけられる訳だから」

「♫♪♫♪ 何か飲みます? 取ってきてあげますねー♪」

(あ、嬉しかったんだ……)

おしっこプレイって……何?

「んーと、素朴な疑問なんだけど、さっきの人、りえちゃん役でおしっこ直飲みだったよね」

「あ、はい♪」

「それって──何? ネカフェ内で……どうやってるの? えーっと、飲みきれなくて溢れるとかないの?」

「あ、それはですねー、お客さんの顔にまたがって、こぼれないように少しずーつ、少しずーつお口に注ぐんです。私、おしっこするの得意で勢い調節、人に合わせて出来るんです♪」

「へ、へぇ~……」

「私、すぐおしっこ出るから、してから30分もあれば次の準備出来ます♪」

「へ、へぇ~……」

「あーーー、おしっこしたーーい。みんなおしっこ飲んでくれないかなー、10,000円くらいで。ラクだから好きなんです♪」

「へ、へぇ~……おしっこ飲んで終わり? 自分でしてる人とかいるの?」

「あ、おしっこだけ飲んでる人もいれば自分でしちゃってる人もいます。ま、ご自由にって感じですね」

「へ、へぇ~……」

「……飲んでみます? 私上手いですよ♡」

「丁重にお断り致いたします!」

「ちぇー、せっかくおしっこでそうなのに。 ……勿体無いけどトイレ行ってきまーす」

(おしっこは良くてキスや口、クンニがダメなんて……よく分からん)

「あ、それは単純に粘膜触れると病気リスクあるからですよー。じゃ、今度こそ行ってきまーす♪」

(……このエスパー魔女ッ子めが)

同業者、ふたばちゃん

※りえちゃん役で仕事した後で、その名残りが残っていて微妙に口調が変わってます。

(カチャカチャカチャカチャ…ターン! カチャカチャ…カチャカチャ……)

「ね〜、さっきから何ニヤついてカチャカチャやってるんでーすかー?」

「いや、なんか同業者から友達になりたいってメール来てたから、友達になろうかなってメールやり取りしてる」

「へぇ~~、ちょっとやり取り見せて下さいよ~」

「ん、いーよ。19歳でニートの彼氏一人暮らしで飼ってるみたい」

「ぅわぁ、ふたばちゃん大変だ~。いくら位稼いでるのかしら?」

「なんか多い日で2万くらいで大変みたい。さっきから案外愚痴ってるよ」

「ぅわぁ、何でそれだけしか稼げないんだろ、大変だ~」

「あ、みのりちゃんはその半分しか稼げなくてスマホ代も払えない可哀想な子にしてあるよ。彼氏も働かない大学生という設定にしたし」

「うぅ、可哀想なみのりちゃん。ねぇ、ふたばちゃんってどんな外見してるんだろ?」

「あ、丁度今、掲示板でふたばちゃんの顔写メ晒されてたから、落とした所。はい、コレ」

「ど~れ──キャハハ、ふたばちゃん、思いっきりギャルじゃーん。私と正反対だー♪」

「そうだね──あ、今度飲みにいかないって誘いあったよ、どうする?」

「え~~、絶対ヤダ!」

「あれ? 友達少ないって言ってたじゃん。友達欲しいって言ってなかった?」

「私が今欲しいのは友達じゃなくってお金なの。こんなギャルの子嫌ですしー」

「あ、そうなんだ」

「そうですね〜、1時間5,000円くれたら飲みに行ってもいいよって伝えておいて下さい」

「……それじゃ、男の人、というかお客さんと同じじゃん」

「そうですよ、私が何で無償の時間付き合わなきゃいけないんですか?」

「そ、そうだね。この子、りえちゃん役でもしかしたら役立つかもね」

「www 確かにギャルのりえちゃんだー。りえちゃんの顔写メで使っちゃいます?」

「いや、実際はみのりちゃんとりえちゃんは同一人物だから、それは無理」

「あー、確かに。万が一3人プレイの際はふたばちゃんにやって……いや、めんどいなぁ」

「ま、何か役に立つかもだから、繋げておくよ」

「りょーかーい」

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