Forbidden Game~3倍速Girl~

Forbidden Game~3倍速Girl~ 第22話:みのりちゃん、モテ男講座

第22話:みのりちゃん、モテ男講座Forbidden Game~3倍速Girl~
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第22話:みのりちゃん、モテ男講座

「うわ、キモッ! 40過ぎでこの絵文字、文調、キモッ!」

「あいたたたた……若者言葉を使って親近感持たせようとしてるんだろうけど、酷いね、こりゃ」

「きっと昔からモテた事なかったんでしょーね、この人」

「……きっと、結婚──いや、恋愛すら経験ないような……」

「ホント、分かってない男の人、多いですよね」

「ほほぉ、ちょっと興味深いね。どういう事?」

「例えば──ジュンさんの場合、きっと誰と話しても同じだと思うんです」

「──ん? まぁね。敬語になるかならないか、程度だね」

「そう、それでいーんです! 人によって話し方変わるような人、深みがないというか人間性薄っぺらく見えちゃうんです」

「まぁ……そうかもね。って、俺は小さい子供にすら変わらない口調だけど、それでもいいの?」

「いーんです! きっと小さいながらも変なずんぐりむっくりのおじさんって好印象感じてます」

「……喜んでいい……のかな?」

「えぇ、光栄に思って下さい。私が人を褒める事、滅多にないですから」

「……ありがと」

「話戻します。後、無理に若者に会話を合わせようとする人、多いですが、大きな間違いです!」

「まぁ、若者同志でその手の会話、イヤという程してるだろうしね」

「そう! そうなんです! そんな薄っぺらい話なんて、聞いていて詰まらないだけです。大人ならでは、若者では出来ない話が聞きたいんです」

「あ、意外に俺の色んな仕事の話とかFPの話、経済の話とか、面白かったんだ」

「はい、かなり興味深かったです。ま、だからこうやって組んでやってるんですけどね」

「なるほど……」

「まだまだ私くらいの年代は好奇心旺盛なんです。色んな知らない話、大人の男性には求めたいものなんです!」

「これは……みのりちゃんだけって事では?」

「いーえ、色んな子から聞いての統計です!」

「……案外俺は若い子にモテる要素ありって思っていい訳? その話聞くと」

「えぇ、かなり♪ ただ、奥さんと子供がいなければ、ね^ ^」

「あいたたたた……」

「wwwwww」


「あと、格好や見栄えも重要です」

「──?! まだ続くの?」

「えぇ、まだ半分も話してません」

「……ま、まぁ聞こうか」

「服装や見栄え、私は別に気にしてません。逆に変に若作りしていたりしている人、見るとです」

「ま、まぁ……俺からしてみれば若作りしているアラフォーの女性とか見ててイタいと思うのと同じか」

「そう! 全く同じです! 別にユニクロの服でもなんでもいーんです。最低限の清潔感さえあれば」

「ほぉ、これは分かる気する」

「見た目なんて、あまり気にしません。そもそも年上の人にそんなもの望んでませんし」

「まぁ……40歳の人が35歳に見えたところで若い子から見れば大差ないわなぁ──」

「その通り! 年相応で十分なんです!」

「なるほど」

「人を気に入る、好きになる基準は、年相応の包容力、知識、尊敬出来る、普通に会話が出来るかどうかです!」

「なるほどね」

「後、下心丸見えの人、嫌いです。行為が終わったあと、普通に会話が出来る人が私はいいです」

「ほーぅ」

「あと、鹿です!」

「……キツいね」

「勉強なんてやろうと思えば何時いつでも出来ますよね? 私みたいに。大人になって何の努力も勉強もしていない人、向上心感じられないですので」

「ま……言わんとすることは分かるけど──」

「とにかく! 年相応で普通に接してくれて私の知らない話してくれて、私の話を聞いてくれる人! これだけでかなり私の見方、変わるものなんですよ!」

「……俺そのものじゃん……」

「だ・か・ら、ジュンさんはんですって。奥さんさえいなければね♪ 安心ですよー、ぜっったい手出されないって分かりますし♫」

「結局、オチはそこかい!」

「wwwwww」

 

補足?

この作品において補足はナシで最後まで突っ走ろうと思いましたが、何となくそれも味気ないかな、という事で今後は気になるところは補足を入れる様にします。更新した話においても後で少し付け加えるかも。

思わずアイキャッチ画像を変えてしまうくらい、それこそこの話は別HPでも作成してupしてもいいのではないか、というくらいさり気なく参考になる話だったりします。

案外「若い子と何を話していいのか分からん」という男の人、多い様子です。で、話を合わせるが為に若い子の流行りものを調べたり口調等変えたりファッションを若くしたりする人、案外いる様ですが、ぶっちゃけ「逆効果」に近いです。

ま、今回の話が全てとまでは言わないですが、多くの子は「おっさんにそんなものは望んでいない」のが現実、若いノリなら同世代で十分過ぎる程間に合っている、という話を聞いた時、妙に納得した記憶があります。

じゃ、どうすればいいか?

まだ、普段通りのが「可能性は高まる」でしょうな。

自分なんぞは、ホント訳の分からん話をよくしますぜ。何故か意外にコンサルの話の受けは良かったりしますし。(後は簡単なプロファイリング? ま、これは気付いた時にしかやらない(できない)ですが、ハマった時は効果抜群)

一応、逸りものの話においても、一癖も二癖もある考察を語ったり。例えば、鬼滅の刃の善逸は躁うつ症状が激しいからカウンセリングが必要~とか。

自分は別にホストでもないですし、当然若い子相手に商売している訳でも何でもないので、あまり説得力はないかもですが、一応ユキが言うには「若い子にモテる要素満載」との事なので、少しは参考になるのかな、と。

ちょっと話がズレるかもですが、対女性(年齢関係なく)という視点でも似た様なものでしょうかね。下手に女性受けを狙ってそれがかえって「痛い」という男の人、一体何人見てきた事か。。。

後、無理に明るく振舞ったりとかノリをよく振舞ったりとか、これも「痛い」ですかね。(んなもん、ホントに明るい人やノリが良い人に対抗できる筈ないじゃないですか。無理に苦手な土俵にあがるのはホント、色々と不利ですから)

「素で十分。素で気に入られなければ、縁がないだけと割り切る」

次いこ、次! の精神はホント重要でっせ。

って、何書いているんだか・・・

と言いつつ、次回、もうちょい書きます笑

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