大きな声では言えない生保会社の裏事情 ~vol.13~
前書き
ある仲のいいお客さんとの話。
その人のカナダに住んでたおじさんが10年前亡くなって資産が20万ドルあったらしい。
んでカナダに行くのも面倒だからとずっとほうっておいたんだって。それでこないだふっと思い出してその資産を見てみたら、なっなんと! 70万ドルを超えてたらしい。カナダの銀行は15%ぐらいの利率でまわっているらしく、確かに計算上そうなるんだけど・・・最近の日本の金利に慣れてしまっていた感覚からは考えられない!!
・・・カナダっていいなぁ、永住しよっかなぁと考えてしまった今日この頃でした。
まめ知識 生保業界(国内)営業に入っていいこと・悪いこと
生保業界(国内)営業に入っていいこと・悪いこと。
○メリット
- かなり自由。
- 子連れでも出来る。
- どこへでもいけるので色んな人と知り合える。
- 生保の事をしることが出来る。(当たり前だが)
- 暇しない。(色んな付き合いとかあるので)
- 様々な事柄に詳しくなる。
- 給料もよい(個人差は滅茶滅茶あるが、やった分だけ手取りに反映される)
○デメリット
- 時間が不規則になりがち。
- 収入が不安定(とれる時もあれば取れない時もあるので)
- 交際費(飲食代)等の経費がかなりかかる。
- セクハラを受ける事がある(女性の場合)
- 夫婦の仲がくずれるケースも。稼ぐ人は当然旦那より高給取りになります。おもしろくないでしょうね、旦那としては。
う~ん、いざかこうと思ってもなかなか思い付かないなぁ。かなり誤解してる人もいるかもしれないけど、自分はこの仕事が好きです。
まぁ一度は経験してみてもいい業界だと思いますね。『保険』詳しくなれるし、ね。
*本格的に稼ごうと思ったらそれなりの努力は必要ですが・・・
読者からの投稿 ~今だから言える事『他社解約』~
元同僚の子で、ちょくちょくメールを頂いています。
『なんかおもしろい話なかったっけ?』とメール送ったらこんなん送ってきました。
*プライベートの内容も多かったので、その部分はカットしてあります。
他社契約の失敗のネタ……忘れてた? 私の失敗ネタはもっとひどい……(泣) まだ入社して間もない頃の話だ。話したことあったけ?
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(略)
:
私が他社解約に行ったのは、まだ入社してすぐの頃。初めての契約だったのだな・・・。契約してくれたのは、私の以前いた会社の同僚の女の子。仮に、江島さんとしよう。(これじゃあ、たくみ君の仮名の付け方と一緒ではないか・・・)(笑)
この江島さんがくせもので、どこかの会社の社長の娘で私が勤めてた会社の社長の愛人というもの。だからなのか、とってもわがまま。彼女がその時入ってた保険は、○×生命のものだった。始めは彼女をうまく説得して解約に連れていこうとリーダーと話してたんだけど、それは失敗に終わった。
仕方なく、私が彼女のふりをして解約に行くことに。江島さんの名前、生年月日、住所、電話番号。干支まで覚えて、必要なものを借りて、いざ解約に・・・。
「他社解約なんで、とにかく解約してくださいと言い続けて、押しの強さだ」
と、いうリーダーの言葉を信じて、いざ、○×生命のサービスセンターへ・・・・。
その保険が、まだ2年経ってなかったこともあって、サービスセンターの受付の人は「担当者を通してください」としか言わない・・・。
「とにかく急いでるので、解約してください」
と私は粘ったわよ。
そしたら・・・・
「担当者が上の階の営業部に居ますので、呼びましょうか」
ひえぇぇぇぇぇ。
私は、石になった・・・。はっきり言って冷や汗もの。
「あっ、じゃあ上の階に行きます・・・、何階ですか」
・・・・引き下がるしかなかった・・・。
まさか、サービスセンターの上にある営業部に担当者がいるとは思わなかった。この担当者というのが○×生命のトップクラスの営業らしいのよ。上に行くようなふりをしながらエレベーターの下のボタンを押して速攻帰った。
もちろん江島さんの所には、担当者のおばちゃんからTELがかかってきた。江島さんからは「どうなってるの?」と言われた。リーダーに相談して、今度はTELして、彼女の所に解約用の書類を送ってもらうことに。私の中には、これ以上江島さんに迷惑をかけたら、この契約がダメになるかもしれない。せっかくリーダーが手伝ってくれて、とってくれた契約なのに・・・という気持ちがあった。
そんな気持ちとはうらはらに、TELでの交渉もうまく行かない・・・。
それで、出した苦肉の策。
江島さんになりすまして、銀行に行って引き落としを止めてもらって失効させるというもの・・・。銀行は、いとも簡単に引き落としを止める事ができた。
後になってから、江島さんから「あの保険(○×の保険のこと)解約出来てないんでしょ。担当者の人から手紙が来たよ」と、言われた。
『友達は選んだ方がいいですよ』
とかっていう内容のなんだか厳しいお手紙だった。トップセールスマンの手厳しい洗礼を早々にうけてしまった・・・・(泣)
ご迷惑をかけたと言うことでリーダーと2人で、シュークリームを持って江島さんに謝りに行ったことはいうまでもない・・・・。
はっきり言って、後味の悪い1件目に契約とやったわけだ。よくこれで、1ヶ月でやめようと思わなかったものだよ、と思うわ、私。まぁ私の中に、せっかく江島さんが契約してくれたのだから、という気持ちがどこかにあったから、続けられたのかもしれないね。
最初に断わっておきますが、以上の事は『やってはいけない』事です。三年ぐらい前の出来事という事で『時効』かな?ということで載せました。
う~ん、自分もやらされたなぁ、『解約代行』。サービスセンターに行くには時間があわないし、担当の人だと言いづらい・・会社勤めの人でお人よし(?)の人はこうだという。
『解約手続きやってくれたら切換えてもいいよ』
職域の人に多いのかな?(自分はそういったケースなかった)
それでその人になりきるわけ。
入社当時は右も左も分からない状態だったので『たくみ君、これ頼めるかなぁ昼おごるから』と言われたら素直にやってた。
・・・ただ、演技が下手だったのかボロがでたのか分からないが、全て失敗した。。。
って、今思い出すとよくやったなぁと思う。恐らく『犯罪』だよ、ねぇ。ある時期を境に様々な点が厳しくなったが、それまではこういった事がまかり通っていた、らしい。
くれぐれも『今だから言える事』ですので・・・(今でもやってる人いるのかなぁ?)
日記
○2月戦
1/28まで全員実動だってさ。
って、一月まだ一件もとれてない人半数いるやんか~~! なお、2月には『人事異動発表』がある。また上司が変わるのかなぁ?
○新人さん
『こないだとった客、態度や言い方が気にくわんのよね! んとにせっかくこっちがいってやってるのに!! もぉぉぉぉ!!!』
22歳の沖田さん(女)、茶髪のイケイケの子の帰社時の一言。こんな風にだんだんと成長していく、のか??
○喫茶店
マスターの子供2人に保険に入っていただく。
『たくみさん、よく顔だしてくれるから、あなたに頼むわ』
てな具合。
一週間に1~2度、お茶を飲むこと1年。(ただサボってただけ?) わざとキッチンの近くに座り、保険資料の整理やチェックをする。保険の説明も喫茶店を利用し、そこで聞こえる様に(?)説明。
・・・これで何件目の契約だろう。中には常連の客が『これってどういうのかなぁ?』と話し掛けてくる事もありますし。
ちょっとした休憩にもなるし保険もとれるし、一石二鳥。さらに『常連』になれば『安く』なることもしばしば!!(参考になる人、いるのかなぁ?)
○ガンによる入院給付の『稲葉さん』
『いやぁ、わざわざきてもらって悪いねぇ』
──30分後
『・・・で、ちょっと聞きたいんだけど、これっていつまで払うの? えっ? あと20年も払うの? う~ん、解約しよっかなぁ』
元気です、この人。ガンの事もあっけらかんと自分から率先してしゃべってましたし。
ちょっと一言
taskaさんより
転勤は2,3年だと思ってそのまま担当も換えず(会社の総務を通して入っている感じ)、先日かけかえがあったのですが、それも元の担当者のまま行いました。
自分の会社が絡んでいるからいいのですが、今度結婚していろいろ変更をしなければいけないのですが、担当も地元のおばちゃんに頼んだほうがいいのでしょうか?
状況からして当分戻りそうにもありませんし・・・
特殊な例かもしれませんが、『移転』した場合(遠方)は移転先の人に担当を変えた方がいいでしょう。やっぱり『近く』の人の方が手続きしやすいし、情報も入りやすいですから。
最近ではインターネットによる情報サービスが進んでいるのでそちらの方も参考にどうぞ。
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