野田スカの「リビングニーズ狂奏曲」

再発ガンとの闘い・覚え書き(3)

野田スカの「リビングニーズ狂奏曲」
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再発ガンとの闘い・覚え書き(3)

野田すか的アンビリーバボー/恐怖の大予言

 実は昨年の秋頃でしょうか、勤務先の同僚から予言めいた事を言われてました。それは何かというと

「野田すかさんが病気が治らないことを苦に自殺する夢を見た」

というものです。どうです、これって、まじで驚愕する内容といえますよね。秋頃と言えば、「すっかり治ってる」と思ってた頃ですから、寝耳に水というもので「何言ってやがんでぇ」と、この同僚をヘッドロックしながらグリグリと軽くたしなめてました。ひょっとしたらこの時期から自分ではわからないうちに再発してたので、第三者を介して警告や、不摂生を律すれば今ならまだ間に合うと認識させるために、大いなる意志が働き、行われたことなのかもしれません。私の親父(故人)だったらやりかねません。恐るべし御先祖様。でも大好き、先祖礼拝主義な小生です。

 話しはそれましたが、事ここに至っては、状況が、奇妙奇天烈、摩訶不思議、十返舎一九(じゅっぺんしゃいっく)よろしく、一変してますから、2月14日に実施するCT検査の結果が思わしくないんじゃないかと思ったって仕方ありません。そうですね。

 しかし、夢の出来事を話すとそれは正夢ではなくなると言われてますから、皆さんに話したこの時点で、そんな結果にならない気がします。なんて言ってますけど、野田すか弱気です。まじで。

MOPP療法と副作用

・オンコビンの副作用
 MOPP療法では、エントキサン、オンコビン、ナツラン、プレドニンを投与されます。そのうちのオンコビン、これを投与されると、「個人差はあるかもしれないが、長い人で1年、短い人で数日は指先に痺れた感じが出ます」と言われました。小生も投与されて2週間はなんともなかったので、「なんだ、心配しすぎじゃん」なんて思ってたら、投与開始16日後(1月24日・投与→2月9日・発生)になってから、ご多分に漏れず小指を除いた全ての指先の第二関節以上が痺れてきました。

 で、この痺れる感じなんですが、正座なんかをした時に足先が痺れるような感覚というもので、特に両親指の先が電気を流されているように顕著にピリピリとしています。思わず、「ぐっ」と指先を潰してみたりしますけど、元の感覚に戻ることはありません。まぁ、長くて1年だし助かるためには我慢するしかありません。障害手帳ほしいですよね。

 ちなみに、指先の感覚が鈍っているため、麻雀の盲牌を正確に行うことはできないと断言できます。また、女性を喜ばせるためにいじくりまわしたいところですが、なんだか痺れる感じが相手に伝わりそうなので、それはちょっと出来ないなぁ、と思っています。

ガンで障害者手帳がもらえるのか

 担当医に確認したところ、18才以下の小児ガンであればもらえるそうです。それ以上の年齢では、今のところなんにもないそうです。めちゃショックですよね。ですから担当医曰く「ガン保険に入るしかないんだよね」ということです。にゃーろー、第一生命め!

 就労が困難になったらどうするんですか、との問いには、「残念だけど、それが日本の現実なんだ」というお言葉が返ってきました。

 バカみたいに「いただきません、いただきません、いただきません」と連呼して宣伝広告費と保険外交員に金掛けてる会社より、フリーダイヤルで営業している外資系のほうが保険料安いです。みなさんも18才超えたら、ガン保険に入りましょう。つくづく本当にそう思いました。かしこ。

マイタケDフラクションの現実

 さて、みなさんは平成xx年1月に放送した「あるある大辞典」を見たのでしょうか。その中で「まいたけ」というキノコにガン予防の効果があると言われてたんですけど、実は野田家では昨年から食卓に登場してました。これは、調べていくうちにアガリスクより有効成分が多くあり、更に安いときたもんですから、これは使うしかないでしょうというわけです。

 で、件の番組の中では、アメリカの病院で、そこから抗ガン用の前出マイタケDフラクションなるものを抽出し、患者に投与しているシーンが放映されてました。

 んで、これと同じものを血液内科の担当医に「ほしいんですけど」と依頼したところ、「そんな者は認可されてません」ということでした。アメリカでは認可されているように番組の放映では見受けられましたが、担当医の無知からくるものなのかわかりませんが、どうやら一般的ではないようです。まぁ、民間療法に毛の生えた程度のものと思われたんでしょう。

 てなわけで、インターネット検索し、国内ではそれがどのように扱われているのか確認し、事前知識をつけてから再度「そもさんせっぱ」するしかないようです。

 なんて書いてた数日後、ネット検索(すんげぇ便利ですよね)したところ日本では医療向けに認可されておらず、サプリメントを個人輸入するしかないようです。とはいうものの、そんなことをするより、ひたすらマイタケを口にするする、しない、します、するとき、すれば、しろ的に、食べてる方がサプリメント吸収するより、万倍体のためには効果良く出ると思います。サプリメントと本来の物の効果の違いは、後日紹介します。

脱毛近況報告

 さて、4回ほど抗ガン剤を投与されて1ケ月以上が経過しました。で、普通に考えれば昨年と同様なわけですから、ミスターアデランスに応募したくなるような脱毛がはじまってる頃なんですけど、今年は「なんじゃこらぁ(松田優作風)」というほど抜けてません。これってめっちゃありがたいことですよね。ですから、次に御紹介することが功を奏していると小生は思ってます。

体質改善の取り組み

 さて、体質改善というと何をいわんや。これは、すっかり欧米化してしまった体を日本人本来の姿に戻そうという私的な考え方です。

 それを語る前に、ホジキン病についてちょこっと御説明いたしますと、これは、欧米人がかかりやすいガンの1つと言われてまして、日本人では、ごくまれにしか発生しないと言われているものなのです。つまり、どういったことかというと、体質が欧米化していることによって、発生したガンと考える事が出来るんじゃないかというわけです。ですから、体質を日本人本来のライフスタイルに戻せば、おのずと元の体に戻ると、考えたわけなのです。

 その結果かどうかわかりませんが、昨年は抗ガン剤をうたれると1週間以上は倦怠感などで死んでましたが、今回からは、翌日には結構ケロっとしている場合があったりします。とはいうものの、パソコンは頭使うので、さすがに面と向かっているわけにはいかないのが、みなさんには申し訳ないところです。

 で、これには母親も驚いてまして、体質改善の効果じゃないかと喜び勇んでおります。母親の前でぐったりしている姿を見せない、見せなくてすむというのは、安心感を生むようです。これについての「うんちく」は後日配信しますが、昨年1年間を通して食生活をかなりの部分、改善しているのは、まごう事なき事実です。

では、では。

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