野田スカの「リビングニーズ狂奏曲」

第9話 告知義務違反の時効はない…だと?

告知義務違反の時効はない…だと?野田スカの「リビングニーズ狂奏曲」
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第9話 告知義務違反の時効はない…だと?

前回までのあらすじ

8月某日の医学ボランティアで問診を受けていたときのこと、医師の何気ない「首筋や足のつけ根にしこりがあったら、ボランティアはうけられないからね」という言葉が妙に気に掛かり、首筋のしこりが増えてることに気づいたのでありました。以前から「しこり」が左の首筋にあったのは知ってましたが、その形も数も増えていて、ひょっとして「癌?」と思ったのは言うまでもありません。「これはもったいないメルマガネタだ」と思った野田スカは、ガン保険にも加入して、ついでに生命保険も見直そうと思うのでありました。

しかし保険の空白期間を数ヶ月作ってしまい、その間に発生した今回の騒動。うまく保険金を頂戴できるのか悩んでしまうところです。とはいうものの、会社の総務で保険も担当していたので、ある程度の知識はありますがどうも確信がもてない。

そんなうちに、アングラな某生命保険会社の営業マンからメールを頂戴するに、案ずるより産むが易しというもので、今回「ガンかどうか判断をしてもらっている病院」で「クロ」判定をうけても2件目の病院で、まったくの初心からはじめればどうとでもなるということの確証がもてました。ここまでくればお膳だてはばっちりなんですれど、やっぱり「ガンです」と告知されるのは嫌というものでして、血液検査、CT検査、果ては細胞摘出検査まで受けました。
血液検査にいたっては、白血球数が(平均3.8~9.8のところ)

 10月20日採血時 9500
 10月27日採血時11500

と数値があがっており、基準値を超えてしまう始末。それに伴ってリンパ球数も急減し、ますますブラックゾーンに突き進んでいくのでありました。CT検査結果も最悪で、胸骨の裏側に、リンパが腫れて固まっているという状況・・・・。過去の事が走馬燈のように駆けめぐるのでありました。

そういえば、医学ボランティアで「ほうせん診療所」と「新赤坂クリニック」を同時進行で受けたけど、4回も受けておきながら「ほうせん診療所」の方は「白血球数の過多」ということではじかれたなぁ。そういえばあの時からかなぁ・・・・なーんて、思っているのでありました・・・・

今度は某月某日、タイタニックの音楽をBGMに、細胞摘出手術を受けたわけなんですけど、結果は「悪性リンパ腫のホジキン病」という診断がくだされました。予想通りといえば予想通りな結末に、ちょっと安心し、3大成人病特約(ガンと診断されたら●●●万円)をゲットできるめどがたちました。あとは、現在の「●●●科学病院」とは別の病院で診察を受け、再度「悪性リンパ種ホジキン病」と診断されれば、告知義務違反も無事にクリアーし、生命保険が転がり込んでくるという手筈になります。

残っている検査は、骨髄検査とガリウムシンチというわけで、ガンのステージがどこまで進んでいるのか見物ということになるのです。

んでもって、年末も押し迫った某日に「抗ガン剤」の投与なんぞを受けてみました、するとガン細胞というかしこりが、もの凄いいきおいで消失していくのでありました。この消失パターンは早期応用グループといって療法を開始していくと同時に腫瘍マーカーが激減し、どんなに大きい腫瘍でも1~2ケ月で基準値になってしまうタイプです。全体の6~7パーセントをしめてまして、このままではお金がもらえません。むー。

前書き

今晩は、野田スカです。
200号記念!
奮闘記もめでたく200号を配信することとなりました。
と、いうわけで、読者プレゼントとして、バイアグラ50ミリグラムタイプを1錠、合計2名様にプレゼントいたします。
さて、今回のリビングニーズはちょっと違った内容となっています。

クロイツフェルト・ヤコブ病

中央薬事審議会にて昨年末というかクリスマス頃に、英国滞在者(1980年から1996年までの間に半年間)していた方を献血対象から外すことになったのは知ってましたか?私は最近知りました。これは「クロイツフェルト・ヤコブ病」の感染を未然に防ぐ措置でして、この病気は、脳味噌がスポンジ状となり、重い痴呆症状を起こし、発病から2年以内にほとんどの患者が亡くなる難病です。もともとは「牛」の病気でしたが、病気にかかった牛肉を食べた人間もかかってしまうと言われてまして、英国では47人が死亡したそうです。輸血を介して感染した例はありませんが、マウスを使った実験では感染を示す結果がでまして、今回は念のための措置ということでありまっする。厚生省も「薬害エイズ」で叩かれたので、ようやくまともに仕事するようになったのでしょうね。しかし、こういった「まとも」に仕事している事をマスコミは報道しないのですから、イヤキチ雄弁家というものです。日本という国の失態は「それみたことか!」といわんばかりに報道するくせに、「関心するような事」を日本という国が行っても無視するんですから「おまえはどこの国の生まれじゃい!」とカバチタレ!

ま、それはさておき、「牛肉でヤコブ病」「羊で梅毒」「猿でエイズ」と言われてますので「うちまる大尉で精神病」「野田スカでホジキン病」に感染ちゅーところでしょうか。メールで感染したらおもろいざんす。

さてさて、悔しい私は(大嘘)1億総ホジキン時代ということで400ミリリットルの献血をしてきます。ハイル!ホジキン!

成人病特約がもらえないかもしれません

・相談先の「た〇み」さんからこんなメールを頂戴しました。

■た〇みさんからです

一つショッキングな事が発覚しました。
「告知商品は告知義務違反の時効はない」との事。なんでも「健康保険」の履歴から調べるらしい。よって、アメリカンファミリー等告知商品の保険金がでるのは限り無く「ゼロ」でしょう。(この話はアメリカンファミリーの人に実際きいたものです)

「告知義務違反の時効」があるのは国内生保のみみたいです。
加入時は必ず「診査扱い」で。でないと「調査」が・・・
あと、『でかい生保会社』の方が出やすいとの事。
あっ、もちろん独り言ですが。

では頑張ってください。

[スカ]

あらら、これではなんとなく難しいような気がします。しかしチャレンジ! つーわけでやってみましょう。しかしそれよりも、抗ガン剤効果ばっちりなので、私が大金をせしめるための行動開始月までに完治しちまいそうです。本来ならば喜ぶべきところですが、悲しいことです。

故池田貴族さんが亡くなったときの私の行動

その時は都内へ忘年会の買い出しのために車を走らせてまして、ラジオで訃報を聞きました。

ラジオ「ガンと闘病していることで・・・している池田貴族さんですが、本日25日、午後3時35分、名古屋市内の病院にて────」

スカ「おいおい、死んじゃったのかよ、もしかして、なーんちゃって(かなりおちゃらけて)」

ラジオ「──ガンの為、亡くなりました」

スカ「すんません、もう言いません、ごめんなさい、許して下さい、勘弁して下さい、冗談で言ったんです、他意はありません」

てっきりラジオからは「退院した」とか嬉しいニュースに「なるんじゃないか」なと思ってましたが、見事アホなことを言ってしまいました。心からお悔やみ申し上げます。
池田貴族さんの活躍は、末期癌患者に勇気を与えたことと思っています。
そんなことを言っている「野田スカ」もガン患者に生きる勇気というか笑いを提供できたらと思っています。

ちなみに忘年会には、あの「志茂田●樹」が来賓としてやってきまして、本当にあのまんまでした。原色大図鑑ですね。ベネトンかと思いました。

そうそう、私は忘年会幹事のため、志茂田様の自宅住所がわかってしまうというオマケがありました。けど、あまり嬉しくないやね。むー。

脱毛は忘れた頃にやってくる

本日(1月9日)洗髪していた時の事、短髪とはいえ、「なんじゃこらぁ」という具合の抜け方でした。抜けた頭髪の毛根部分を見ると完全に乳頭部分のふくらみが「ない」溶けてなくなってしまったような感じでして、王様と私のユルブリンナー、エイリアン3のリプリーとなりそうな予感です。

まじで、びびってます。吐き気とか倦怠感の副作用がなくてラッキーなんて思ってましたけど、副作用の横綱級「脱毛」がこれほどとは・・・・・

とほほほほほ。


[スカ]

・「ぱげ」は嫌じゃー。
 でも来週2回目の投与なんすよねぇ。む~ん。

では、では。

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コメント

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