高額医療費融資制度
前書き
『入院費用が大変だ』
みなさんそう不安に思っている事かと思います。 が、健康保険によって以下のようになるんですね。
医療費は3割負担
医療費は自己負担は3割ですみます。 まぁここまでは常識ですね。 特に書く事もないです。
月に対する自己負担上限額
自己負担で支払った医療費が同一月(1日~末日)の場合、以下の形になります。
低所得者(住民税非課税) | 35,400円 |
---|---|
年収約370万円以下 | 57,600円 |
年収約370万円~約770万円 | 80,100円+(医療費-267,000円)×1% |
年収約770万円~約1,160万円 | 167,400円+(医療費-558,000円)×1% |
年収約1,160万円以上 | 252,600円+(医療費-842,000円)×1% |
※2019/04現在
この場合は本人の申請により、高額療養費が支給され、自己負担が軽減されることになっています。 この高額療養費は病院の診療報酬請求書を審査した上で決定され支給されるため約3ヶ月後となります。
はい、まずここを知っているという人は半々でしょう。 そう、実は「そんなに思った程かからない」というのが実際です。
ただ注意したいのが「申請」した場合のみであり、教えて貰えないケースもありますので覚えておいて 下さい。
高額医療費融資制度
ただ、『最初にお金がないとダメじゃないか、後で戻ってくるにしても』という方もいるでしょう。 しかし、日本は以外にいい国です。
こんな制度があります。
『高額医療費融資制度』
いずれ戻ってくると予想される金額分の8割を無利子で融資してもらえるという制度です。 家計負担の軽減を目的に1985年からある制度なんですね。
で、これの返済は『自動的に行われる為』後に自ら返済する必要はないです。 正直、使わない手はないですね。
どこでこの制度を申請するの?
各県の社会保険協会です。
とりあえず代表のところをかいておきます。
社団法人全国社会保険協会連合会(略称 全社連)
tel(03)3445-0800(代表)
なお、病院にもこの制度のパンフがあったりしますのでよかったら見てみて下さい。
コメント
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