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保険の特約解除の方法

医学書~生命保険に関する基礎知識~
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保険の特約解除の方法

前書き

「終身のみ残して、後は解約したいけど…それは可能か?」

結論からいうと可能です。
が…普通に生保レディに頼んだり、窓口にいっても出来ません!といわれるのがオチでしょう。 何故か?というと…社内規で「出来ない」となっているからなんですな。

社内規とは?

一言でいうと「会社の決まり」です。
大体の例を以下に書いておきます。

・合計死亡保障1000万以下は出来ない
 例)終身300万、定期700万というのが限度
・保険料合計5000円以下は出来ない
 (例え死亡保障1000万以上でも保険料が5000円以下だとダメ)
・入院特約は死亡保障の1/1000以上には出来ない
 (死亡保障が500万なら日額5000円以上には出来ない)
・(全社かは不明ですが)生活保障特約(家族収入)は外せない

と、こんな感じですかね。
ちなみに終身500万以上の場合は何故か特約解除が普通で可能だったりします。 (全社確認をとっていないのでなんとも言えないが)

約款とは?

一言でいうと「契約の決まり」です。
どういう状態で保険が出るとか、細かくかいてありますね。

はたして社内規の事が約款に書いてあるか?

当然の事ながら約款重視です。
約款に書いてある事が全てといって過言ではないです。

では上記に書いた「社内規」自体、約款に書いてあるか?というと…んなもん、どこにも書いてないです。 はい、よって「特約解除」という事はナンボでも出来るんですね。

終身のみ残して後は解約~という事、当然可能です。

どういう風にするのか?

生保レディに言ってもラチがあかないでしょう。 何せ社内規と約款の区別がよく分かっていない人が大半といえますから。

それもその筈、通常生保レディが使うコンピューターでは「出来ません」としか表示されないんですよね。。 はい、社内コンピューターは社内規にのっとって出来ているので…社内規以外は「例外」扱いとなります。 やってやれない事はないかもしれませんが…あまり虐めるのはやめましょう。 (特例処置は基本的に一般職員では無理)

窓口でも…これは同様の事です。
最初は出来ません!と言われるでしょう。

が、

「約款にはそんな事一言も書いてなかったぞ!それは社内規でしょ?約款と社内規だと、あんたの所は社内規を重視するんか!!生命保険協会に問い合わせるぞ!!」

等と言えば、渋々ですが社内規でない形で通る可能性が高いです。 通常、これでいけるのですが…中には頑固な内勤さんもいたりして、「そんな事いっても出来ません!!」の一点張りの人も…

そうなった場合、金融庁なり生命保険協会なりに文句でもいってみてください。 (まぁ…今の御時世、強くいえば大抵は通るでしょうけどね)

あとがき

この特約解除の方法、、書いていいものか迷いましたが、掲示板等でも質問が多かった為、書いてみました。

ただ注意して欲しいのが、有効なのは「定期付終身」たるもの。 例えば…堂々人生あたりだと、はじめから約款に「終身部分と定期部分は比例するウンヌン~」が書いてある為、終身だけ残せや~という事は不可能です。

また、絶対にこれでOK!とは言い切れません。
頑に「出来ない!!」と言い切る人もいますので…

まぁ「こんな手法もあるんだぁ」程度で思っていて下さい。

一人の方でも「おぉ、役にたったよ!」といっていただければ幸いです。

某雑誌社でのボツ原稿です笑
解約ネタで4本も原稿を気合で提出するとは担当も思わなかったのか、これを出した時の担当の複雑な表情と言ったらもう…えぇ、流石に今までの流れよりこのネタはボツだろうな、とは分かっていたのですが、つい。。

因みに前にも書きましたが、この後に出したネタが「たくみの営業暴露日記」という。。

「保険営業の人向けに為になる原稿を書いてくれ」

この依頼でここまでとち狂った内容を書くのはきっと自分くらいでしょうね。。って、冷静に今考えると、絶対依頼する人間違えてますよね、、、

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