実際の保険診断例

診断の実際(10)~医療の考え方~

実際の保険診断例
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診断の実際(10)~医療の考え方~

診断の実際(診断から終了まで)(4-3)~保険の見直しの方法~(前回の続き)

たくみです。

ありがとうございます。 私の分も入ろう。 ただ、60歳までで良いのでしょうか? 実際、このあとの方が病気や怪我が多くなるのでは? おそらく、もう少し生きるような気がする。子供も二十歳になっていないし。

やはり順序通りにいきませんね(笑)

簡単に『医療保険』の意味を説明します。

○△医療(入院6000円/日)で保険料が月3500円とします。

3500円×12ヶ月×10年=42万
無事故の場合12万かえるので30万
30万÷6000円=50日

※10年の間で50日入院しないとモトはとれない。
(1年で5日入院しないとモトはとれない)

なにもなかった場合は30万ソンします。
医療目的の貯蓄がある場合、かける必要性は特にないと自分は思います。 (あくまでもこれは自分自身の考えですので、一つの考え方としてとらえて下さい)

で、医療に必要なお金の目安は50万。

この金額があれば、入院でマイナスがでる事はないので、『10年の間に余分な保険の出費を抑え、お金を溜める』という考え方で提示しています。

終身医療というものもあります。
が、少なくとも今はお勧めできません。
予定利率が低い為『高い』というのと、インフレに対応できないからです。

『現在医療に当てる費用がない人が当面の間医療保険に入る』

という意味でとらえて下さい。

また、保険料と保険のための貯蓄で一ヶ月に必要な金額はいくら位だとおもいますか?

自分が考える入院給付の考え方(独身)は、『他人に迷惑をかけないで、自分にとってもマイナスにならない入院保障』です。

1ヶ月・・・約8.5万円(これ以上は戻る)(健康保険)
差位ベット・3000円/日→1ヶ月で9万
食事代・・・1000円/日→1ヶ月で3万
___________________________
総合計・・・・20.5円/月
20.5万円÷30日=6833円/日

※日額6000or7000円の入院給付があれば大丈夫でしょう。 (ずっと個室というのは考えにくい、そのケースの場合『手術給付』『退院給付』がある為、マイナスになることはないでしょう)

参考にしてみてください

以上の様に「医療目的の貯蓄があれば医療保険は必要無い」という考え方もあります。 例えば、「700日」「1000日」とかいう保障がありますが、一生涯でそんなに使うものではありません。

で、現在の日本の状況は「なるべく入院させない様になってきている」というのが現状です。 (自宅療養などがベット数の関係で増えてきている)

将来的に医療はどうなるかわからないので、『現金』をもっているのが一番の得策ではないか?と自分は考えるようになりました。

例えば終身医療が1万で約月1.2万。
差額が1万として1年で12万。
20年としたら240万です。

60歳以降、入院目的のお金が240万では少ないでしょうか? 恐らく「余る」ものだと思いますよ。

医療保険に関する検証~手数料編~

医療保険に関する検証~終身・入院費用編~

医療保険に関する検証~データ・討論編~

差額ベッド代について

??
これって、今回の見直し(転換)LAのこと?

今の保険の事です。

どうして、100~120万という数字が出てくるの??
もしかして、こう?
  :
こういうことですね。

そういう事です。
2回(もしかしてそれ以上かも)の転換でややこしくなってます、はい。

>※払込み終了時期での解約金は60~80万程度。

これはいつ貰えるの?? 60歳? どこから出てくる数字ですか?

払込み終了時期=70歳の段階です。
この「払込終了時点での解約金の目安が6割」というのは『30年~35年払込みの終身の場合』こうなるという目安みたいなものです。 12×12=144みたく、暗算で覚えている計算みたいなものです。

現在の500万の終身を継続か払い済みにしようと思って~
  ;
それまでに死ねば500万? 払い込み終了時点では、6割の300万?

5150円を70歳まで払込む。
  ↓
500万の終身保険が買える
(いつ死亡しても500万だすというもの)
  ↓
解約金の目安は300万程度です。

個人的には「継続でも払済でもどちらでもいい」かと思います。 将来的に現状より「予定利率のいい終身保険」がでてこない事はないと思っているからです。

とりあえず『保険の種類』を別送でおくりますね。 (当然、さかのぼって質問してくれても全く構いません)

では。

‥‥
※保険の種類に関しては省略。(長いので)

以上の説明に対する雲上さんの質問(5ー2)

たくみさんの医療保険の考え方はよーーく理解できます。 そして、自分の状況と照らし合わせて、少し考えてみます。

まず、医療保険に入る意味なんですが、入院等にかかる費用を補填するというのはよーくわかります。 が、それだけではないと思うのです。 入院、自宅療養、そして社会復帰と入院している日にちだけが仕事ができない訳ではありません。 そうするとどうなるかと言うと、自宅療養中も合わせた休暇を取らなければなりません。 その場合、有給休暇を超えて欠勤になるかもしれません。

さらに、このような厳しい世の中ですから、リストラの対象になり、お給料が大幅にカットされるかもしれません。 病気休業というのは、入院している日数だけの補助で本当に十分なんでしょうか? 入院となれば、私が通う交通費が要りますし、その他の食事補助等の細かな費用もかかります。

もしかしたら、子供をベビーシッターに預けなければならないかもしれません。 まあ、ここまで言うのは、ちょっと余計かもしれませんが。

私は、「入院費用+入院に伴う給料所得の低減」を頭に入れた金額で考えるということも必要かなと思いました。どう思いますか? 例えば、現在の収入が今後は右上がりに増えることは、あまり大きな期待をしない方が良いと思いますので、所得は現在のままだと考えて、もしも入院で所得が減る割合を1割~2割と考えて、それが入院1ヶ月だとするとプラス1ヶ月要するに、先ほど提示して頂いた1ヶ月で必要な入院経費プラス現在の手取り額の3~4割をプラスした金額が入院保証として必要な金額という感じです。

それと共に、冷静に考えると、60歳以上というのは、そう高額は保証はいらないなーというのが解りました。 もちろん、貯蓄があれば問題はないでしょうし、もしも子供が20まではと考えるならば、あと数年、何か考えなければなりませんね。

あと、私の医療保障ですが、最低でもあと5年は必要ないかも。私は主人と違って、かなりの健康体ですから。ドジで怪我をすることは、たまにあるのですが、入院するほどの怪我はねーー。 そうそう無いです。

それから、たくみさんの話で、貯蓄の重要性も感じられるようになってきました。 現在住宅の購入予定がありますが、私は、貯蓄はすべて住宅ローン返済の為に使うものだという気がしていました。 だから、いざというときの為に、保険が必要だと、。 でも、その辺をどういう割合にしたほうが良いのかを、再度考える必要がありそうですね。

いやーー、真剣に考えると、保険だけっていう訳にはいかないみたいですね。

ま、また貯蓄の方法については、別途考えるとしても、どれぐらい必要かはちゃんと考えなければ。。。。

結局、医療保険そこそこと、貯蓄をしなければいけない訳よね。 そして、その貯蓄はローン返済には使えない。。。 じゃあ、金額は? というところですね。

ふむふむ。


<保険の種類>

保険の種類、たくみさんにメールをするまでは、はっきり言って、ほとんど理解していませんでした。 MMを呼んでいても、ひとつの単語として見ていただけで、内容を理解して実感をしていた訳ではありませんでした。 でも、すごい。 いまなら、解ります。

今回は、優秀。 理解していると思います。

次回は『具体的な会社選び』です。

次を願いします。
だんだん、核心に迫ってきましたねー。
楽しみです。

保険の話を知ることが楽しみになっている自分にちょっと驚き。 ひたすら面倒だと思っていたのにーー。


このあたりから雲上さんは「自分なりの考え」をするようになってきました。 ある程度の知識ができると、応用できるようになるんですよね。

ここまででもしかしたらお気付きの方もいるかもしれませんが、『あまり高度な事は特にやっていない』です、実は。 よほど「インターネットの接続方法」なんかを覚える方が大変です。

意外に「簡単」に理解できるもの、ともいえるんですね。

ただ、何故か「難しい」ととらえる方が多いです。
どうしてでしょう?

『数字』

これがでてくるからでしょう。
さらに「言葉の不理解」というのもあるでしょう。

『和声に基づいて以下にテンション記号をつけなさい』

はい、なにがなんだかわかりませんね。
これは「音楽の音の方式」みたいなもので、専門用語です。 用語がわかれば、『なんてことはない』事なんです。

知らない事が多いとパニックになって「わからん!」となってしまうのが人間です。

死亡した時にいくらくらい国の保障があるのか?
入院した時に出る国の制度は?
意外なほど知られていない、国の制度。

不透明な部分を明確にした場合、どうなるか?

以後のやりとりを見ていって下さい。

かなり『へぇ~』と思うと思いますよ。

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