Forbidden Game~3倍速Girl~

Forbidden Game ~3倍速Girl~ 第14話:オテテのし過ぎで腱鞘炎

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第14話:オテテのし過ぎで腱鞘炎

──5月6日

「うぅぅぅ、痛い……」(右手をさするみのりちゃん)

「ん? どうしたの?」

「ちょっと右手の中指の筋が痛みまして……うぅぅぅ──」

「腱鞘炎かな? まぁ、ここ数日異様な数こなしたからねぇ、オテテ」

「昨日だけでパンツと手のセットだけで10でしたから……それに加えて手とお触りの人もいたし……」

「15まではカウントしたけど、俺帰った後もやってたよね、かなりの時間」

「えぇ、あれからわたくし、気合い入れてやりました!」

「……昨日俺帰った後、かなり売り上げあったんじゃない? ──あれ? 俺の手取りは?」

「あ……それなりにあったと思うんですけど~、昨日もベロンベロンに酔っ払ってしまって訳分からなくなっちゃいました♪」

「ま、まぁ……1ミリも期待してなかったけどね。 で、その埋め合わせがネカフェ代1,800円と、ミックスビッグサンド400円と何故か手作りのおむすびにヨーグルト──そしてそこで汲んできたコーヒーな訳ね……」

「えへへ……♡」

「4日、一応俺のアポも数件行ってたような──ま、それはいいとして、前聞いたら、わたしのそれなりというのは7-8万以上あった時に用いる表現です! なんて胸張って言ってたよね。 ……昨日あれからさらに少なく見積もって7-8万稼いだんだ、へぇ~」

「うっ、鋭い読みですね……多分それくらいあったような気がしたんですが、財布の中身は昨日ジュンさんと折半したお金だけが残ってるの……」

「まぁ、そこから取り分寄こせ! なんて俺が言う事ない──のは聡明なみのりちゃんはよーくご存知だよ、と。 埋め合わせで、普段はミックスサンドのところを奮発してビッグになって更に手作りのおにぎりにヨーグルトまで持って来たのね。──はいはい、それでいいですよ、埋め合わせ」

「キャッ、ありがとうございます♪ 学校始まるとロクに動けないので助かります♬」

「ただ──手、大丈夫?」

「かなり痛いですけど、暫くやらないですから、無理してでも完遂します!」

「……今日もセット多いよ~」

「えーーー、ちょっと厳しいなぁー。でも、やらなくちゃ! 目指せ過去最高売り上げ! ですね♪」

「ホント、その根性だけは見習いたいよ……」

「ただ、病院に行って何て言えばいいですかね? オテテのしすぎで──なんて言えないし」

「wwwwww」

「チョッ、笑わないで下さいよー、真剣に悩んでるんですからー」

「ピアニストがよく腱鞘炎になるけど……みのりちゃんはテコキストだね」

「……あんまりカッコ良くないですねw えぇ、私はテコキストのテコキングですよー」

「wwwwww」

「wwwwww」

──いつしか、俺の昼食はみのりちゃんが用意する様になっていたのでした。その代わり、夕方以降の売上は殆どみのりちゃんがちょろまかしてましたが。非常に分の悪いギブアンドテイクの様な気がしないでもないですが……こんな子ですから……

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