第33話:モデル撮影
撮影クソ客(1)
──みのりちゃんに何度かリピートしてくるお客さんの中に撮影を希望する人がチラホラ。佳子さまを彷彿とさせる抜群のルックス・スタイルを持つみのりちゃんなら、案外撮影での募集でもいけるんじゃないかと考え、とある募集掲示板に以下の内容で募集を試みた時のクソ客とのやり取り。ちなみに今回のやり取りはみのりちゃん自身がやりました。
こんばんは、掲示板を見て撮影依頼をします。
撮影内容・・・二時間の撮影でヌードまで
ギャラ・・・②万円を予定
撮影日・・・27日を希望
待ち合わせ場所、時間はメールで打ち合わせしたいです。
オプションがあれば相談したいです。
ご検討よろしくお願いします。
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返事が非常に遅くなってしまい申し訳ありません。
27日ヌード撮影OKです。
時間は17時過ぎくらい、待ち合わせはxxかxx駅あたりでいかがでしょうか?
お返事お待ちしております
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返信ありがとうございます。
待ち合わせはxxが都合が良いです。
時間も大丈夫です。
写メをお願いします。
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なかなか自分の全体像が
分かる写真がなくてですね…
こんな感じでいいですか?
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写メありがとう。
ですがヌードの撮影時は顔を写してはダメなんですね。
顔を写せないと意味がないので・・・
ゴム付きフェラをだけお願いします。
一万円払いますのでお願いします。
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フェラはだめかな?
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はい、実技行いませんので
他の方あたってください。
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分かりました。
撮影をお願いします。
ですが顔撮影なしですか?
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顔撮影なしでお願いしております。
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掲示板にあとは何でもOKと書いてあるのでゴム付きフェラかゴム付き手コキをお願いします。
撮影より簡単ですよ。
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他いって下さい。
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他は見つからないので相手して下さい。
お金をいくら払えばフェラしてくれますか?
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やってませんので、もうメールして来ないで下さい。。
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何をやってないの?
お前ら複数で募集してるだろ!
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「……死ねばいいのに!」
「まだ最初からハメ撮り希望で来る人のが数倍マシだね……」
「ホント、トラックにはねられて死ね!」
「ホント、真面目に撮影を趣味としている人を冒涜してるね」
「ほんっっっと、こういう人が一番許せない!」
「あえて呼び出して写真撮ってばら撒こうか……」
「……私の時間、返せ! あーーーーもぅ!」
「まぁ……プラスに考えれば事前のやり取りでこういう輩って気付けて良かったじゃん。これ、会ってたらとんでもない事になってたかも……」
「……そう言われればそうですね」
「……まぁ、やり取りの時間は無駄だったけどね」
「やっぱムカつくーー! 死ねーーーー!」
──しばらく怒りが止まらないみのりちゃんでした。
撮影クソ客(2)
こんばんはカメラマンのxxxです。
明日の撮影の件ですがまだ空いてますか?
時間は合わせますのでよろしくお願いします。
撮影内容はヌードまでです。
二時間、二万円です。
待ち合わせ場所はメールで打合せしましょう。
車での移動は予定していないので徒歩でラブホに行きましょう。
返信お待ちしております。
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メールありがとうございます。
はい、夕方17時過ぎでしたら。
徒歩でしたらxxで待ち合わせが都合いいです。
大丈夫ですか?
お返事お待ちしております。
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時間は大丈夫です。
xxのラブホで撮影します。
顔撮影NGですがやはり好みがありますので写メがありましたらよろしくお願いします。撮影時は顔が写らないように撮影します。
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化粧によって微妙に印象変わりますが、、
(写メ送付)
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申し訳なかったです。
写メはこれで大丈夫です。
明日よろしくお願いします。
また明日メールします。
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わがままいってすいません。
もしお会いして気に入って頂けなければ断わって頂いても大丈夫です^ ^
では明日17時過ぎxxでー。
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オプションでゴム付きフェラしてください。
撮影一時間+ゴム付きフェラ=二万円です。
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ムリです。
このような事を依頼されるのでしたら他お探し下さい!
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つくしとみのりは同一人物?
それとも業者?
フェラ出来るモデル呼んできて
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普通の反応だと思います。
一体誰がフェラ応じると思うのですか?
まともな方だと思っていただけに非常に残念です。
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じゃ手でやって
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「死ね、死ね、死ねーーー!」
「……まさかの2日越しのクソ野郎とは……」
「こうなったら風俗の店長に頼んで焼き入れて──」
「チョっ、そこまでしなくても──」
「もーーーー許さない! 私を怒らせたらどうなるか、思い知らせて──」
「いやいやいや、それ言ったら店長怒るんじゃない? 店に行かずに個人営業みたいな事してるのバレていいの?」
「あ……それは不味いかも……」
「まぁまぁまぁ、これから事前に絡み等不可って言うようにすれば、こういうのは排除されていく筈だから。いい勉強になったって事で──」
「うぅ、分かりますけど、私の心の奥底からこみ上げる怒り、どうすればいいんですか?」
「……いつものカルボナーラとからあげクン、買ってきましょうか?」
「うぅ……お願いします。んーーー、死ねーーー!」
──とまぁ、怒って裏の人まで使おうとする危ないみのりちゃんでした。
オイシイ撮影♪
──クソ客もいる中、まとも(?)な人を見つけ出し、撮影が終わった後の感想的話。
「で、撮影どうだった?」
「正直、めっちゃラクでした。こういうお金の稼ぎ方もあったんですね」
「1時間10,000円で、2ー3時間だから、正直オイシイね」
「わたくし、今後は撮影と下着とおしっこだけしていきたいです」
「ん? 別にいいけど……オテテは?」
「正直、凄い疲れるんです。次の日筋肉痛になりますし、ホント肉体労働ですから」
「まぁ、確かにね。ただ、今までやってた暇トークでのネカフェ内のオテテはどうするの?」
「んーーー、どうしてもお金必要な時はやるでしょうが、撮影オイシイですから♪」
「ま、確かに大きいけど、来なかった時のタイムロスが半端ないから、1日1件くらいで他との併用が効率いいと思うよ」
「確かに……おしっことの併用が良さそうですね」
「……おしっこ依頼はレアだから」
「女王様プレイでおしっこ飲ませて、撮影が一番いいかも。ウフフ、これでいくら貰えるかしら♪」
──今日も頭のネジが数本飛んでるみのりちゃんでした。
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