泣く子も黙る生命保険講座

必要保障額の変動について

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必要保障額の変動について

保障額の変動について

取りあえず保障を設定しました。
30歳で65歳までの保障として2000万にでもなったとします。
さて、この2000万という金額というのはいつまで続くものなのでしょうか?

はい…当然ながら「現時点では2000万」というだけであり、極端な話59歳の時にも2000万の保障が必要か?といったら、、皆さんもおぼろげながら「いやぁ…この例ならば保障は当然少なくなる筈だよ」と答えるでしょう。

じゃぁ、35歳時は?45歳時は?50歳時は??

はい、当然ながら「同一」というのは考えにくいでしょうね。

よく自分が出す例として子供の学費について。

0歳時にて大学卒業までの学費合計…大体970万くらいでしょうか。 (私立文系にいったとして)
では、18歳(今度大学に入る)という年齢の際には残りの学費はいくらになるでしょう?
はい…当然「0歳時の970万」という事は、ないでしょう。
残高は…減っているでしょうね。極端ですが、23歳時(社会人になった)の残りの学費は…当然ゼロ円ですね。

生活費不足金についても同様。

例えば…毎月5万の不足でちょいとあり得ない(同額不足という事が、という意味)例ですが、20年分の保障(たいていは60歳から65歳まで)を計算すると…

5万*12ヶ月*20年=1200万

となりますね。
が、10年後にはどうなっているか?といったら…

5万*12ヶ月*10年=600万

と、なりますよね。

この事は何を示すか?というと…

「1年生存した事により、1年分の死亡リスクを回避出来た」

という事がいえるのですね。
学費にしても…0歳時に970万の学費総計として、18歳時の段階では「18歳まで学費は払った訳だから、高校学費分の18年分のリスク回避が出来た」といえます。

保険金設定の理由

ちょいと頭が混乱されている方もいるでしょう。
順序的にはこの話のが先だったかもしれないですね。
保険金設定の理由について。

まぁ…人それぞれですが、大まかには

・生活費不足分(60~65歳まで)
・子供の学費
・葬儀代
・結婚費用

はい、この合計を用意する為という理由にて、保険金は設定されているかと思われます。って、「えぇ?んな事考えた事もなかったよ」という事でしたら、、、この機会に考えてみて下さい。

ちなみに…上記合計が3000万にでもなったとしましょうか。ここに「貯蓄」があるのならば、その額を差し引きます。1000万の貯蓄があるのならば、3000万ー1000万=2000万だよ、とね。

貯蓄増加額との反比例

リスク回避出来た分に関してはその分の保障がいらなくなる、という話を上記にてしてきました。

さて、これに付け加え「貯蓄が増えたら?」という事も考えてみます。
はい…非常に極端な話ですが、2000万の保障がいまいる~となったとして、宝くじで2000万ボンと当たったら…保障は不要になりますよね?

はい、保険金で2000万でようが現金(貯金)で2000万であろうが同じお金には変わりないですから。

正直貯蓄に関してはシミュレーションでしかあり得ないのですが、「使用目的のない貯金の増えた分だけ、保険金は減っていく」とするのはアリでしょうね。

単純に、500万のお金が増えた(使用目的が明確(老後費用等除く)な場合は除く)ら、死亡保険金から500万差し引くよ、とね。

保障額の推移計算

上記の事をまとめます。

現段階の保険金ーリスク回避出来た生活費ー既に支払った学費ー貯蓄増加額

はい、こんな感じで保険金は推移していきます。
って…当然「子供が1人増えた~」等の場合はその限りではありませんけどね(笑)

毎年チェックしていくというのが理想ではありますが、面倒でしょうから3~5年に1度のチェックを~としていくのが無難になるでしょう。

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