第11話:みのりちゃんがホテルでしたいプレー
──仕事の帰り道、夕暮れ時の街並みを2人で歩きながらロマンティックな会話……になる筈もなく……
「私……ホテルでしたいプレーあるんです」
「……いきなりだね。ま、聞こうか。どんなプレー?」
「常連さん限定ですけど、おしっこ飲ませるより思いっきりドバーッと顔や身体にかけたいです」
「……訳わからん」
「いつもおしっこ飲ませるの、ちょびちょび調整しながらじゃないですか」
「……そんな事、言ってたね……」
「もっと勢い良く思うがまま、ドバーッとしたら気持ちいいだろーな〜って♪」
「……ベッドの上で?」
「はい、もちろん♪ で、後は思いっきり嘔吐したいです。 私、気持ち良く吐けるんです♪」
「……それもベッドの上で??」
「はい♪ さぞかし爽快だろうな〜って」
「……思わず想像したけど、地獄絵図だね……」
「それがいいっていう人もいるんですよ〜」
「……ホテルのベッドメイクの人、その部屋担当だったら悲惨だね……」
「きっとシーツ替えるだけじゃ済まないでしょうね♪」
「……一種のテロ行為だね……下手すると暫く部屋使えなくなるような……」
「そんな事ありませんよー。みんな似たような事してま──」
「絶対してないって!」
「え? ジュンさん経験ないんですか??」
「俺じゃなくても多くの人が未経験だよ!」
「え~、そんな事ないですって。 あ──、おしっこビシャーってかけたい──!」
──たまに(?)頭のネジが数本抜けるみのりちゃんでした。
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