大きな声では言えない生保会社の裏事情~バックナンバー~

大きな声では言えない生保会社の裏事情 ~vol.05~

大きな声では言えない生保会社の裏事情~バックナンバー~
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大きな声では言えない生保会社の裏事情 ~vol.05~

前書き

11月はいろいろと時間をとられることが多い。営業部決起大会、報告会(毎週1回)、イベントetc…

もしかしたら普段の月の方が仕事量多いかもしれない。

まめ知識 ~営業職員のペナルティー(解約・減額)~

保険外交員に「最低2年は続けてね」と言われたことはないでしょうか?

「減額も2年目から」とよく耳にする。ではそれ以前に解約、減額が出来ないかというと実はそうではない。契約の約款によればそんなことは一言も書いてない。いつでも出来るのである。どうして保険外交員がそういうことを言うか、それは規定年数未満の解約、減額にはペナルティーがあるからである。

このペナルティーは会社によって様々だが、基本的に13ヶ月以内の解約、減額はかなり重い。(下手するとマイナスになる) その契約によって生じた手当ての返金はおろか、他の契約の継続手当てまでカットされる。あと、半年未満解約・減額の場合始末書まで書かなければいけない。もちろん上司からは怒られる、と非常に短期間解約・減額には会社が厳しいのである。

これが保険外交員が「最低○年はやめないでね」という理由である。はっきり言って短期の解約はお客様サイドにもいいとは言えません。解約金も殆ど戻ってきませんし。ただ、あまりにも話が違う内容だったりどうしても保険料が払えない事情になったときは上記のことを覚えていてください。

保険は決して安い買い物ではありません。あとで「しまった!」と思わないように慎重に決めてください。特に11月は「保険重大月」なので強引な営業をしてくる人もいますから。

読者からのQ&A

よくメールで「たくみさんは何やってる人なんですか?」との問い合わせがありましたので、簡単な自己紹介をします。

名前:たくみ(ペンネーム)(男性:26歳)
職業:某大手国内生命保険会社の営業(3年ちょっと)
場所:中部
趣味:音楽(エレクトーンの指導資格所有)

こんな所です。
ってこのコーナーに書くことじゃないんですけど今回投稿がなかったんです(T_T)

質問等はどんな形式でもいいですのでどんどんメール下さい。よろしくお願いします。(だいたいメールくれた方には返事(返答)だしてます。まだ返答だしてない人、ごめんなさい。近日中にします)

日記

10月29日

営業部での決起大会、といっても夜営業部のみんなで飲むだけの事。一応気を遣わなければいけないが「タダ飯」なのでまぁいいか。

11月4日

第3回報告会。
全員大会ではないが、拠点長・リーダー・それに代表職員5名が集まる。この代表職員とは名ばかりでみんな行きたがらない。罪のなすり合いみたいなもの。選出された人、お疲れさまです。去年までだったら自分がいかされてただろうなぁ。

いま、他生保も重大月ということで必死だ。あるお客さんが「Q生命にはいらされちゃった」といっていたので「どうして入っちゃったの?」ときいたら「解約しようとしたら担当の人がきて見直しを逆に持ってきて3日連続でしつこく勧めるからしょうがなくはいった」との事。

内容をみてみたらこれが酷くて

5000/600 の定期付終身(27,500円)
   ↓
5000/228(三大疾病300万含)(31,553円)

という見直し。
お客さんの希望は死亡保障を減らして貯蓄を増やすという事なのにこの内容。「11月5日までにやってもらわないと困るんです」だって。

まだこんな人いるんだ、こんなんだから生保離れしちゃうんだよ、みんな。お客さんに見直し内容話したら「えっ、こんな事聞いてないよ。初めて知ったわ」と言っていた。まぁこんな営業職員がいるから自分は飯を食べていけるんだけどね。

自己紹介の所でも書いたが自分はまだ入社3年である。それなのにここでは入社歴が古くから数えた方が早い。なんか時々不思議に思う。普通の会社だったらまだぺーぺーなのになぁ。

入社当時は営業部の人の名前を必死で覚えてたのに、今じゃ「あれ?こんな人いたかなぁ?」という具合。気がついたらもういない人たくさんいたから。こないだなんて道端を歩いていたら「こんにちわ」と声をかけられてお客さんと勘違いをして「お世話になります」なんて言っちゃったし。

現在26歳。拠点では未だに最年少。同僚ゼロ。なんかへんな世界です、この業界。実はこれが初めての仕事。大学出て入った会社。いいのかなぁ~。

ちょっと一言

案外多いのが「保険の基礎知識みたいな事が知りたい」「どの保険にはいったらいいかわからない」という問い合わせです。

そこで「保険の選び方」というメルマガを現在作成中です。来週には完成し発刊できると思いますのでよろしかったらこのメルマガと共に購読してみて下さい。

なお、「こういった事やってくれ」という要望がありましたらどうぞ気軽にメールください。

よろしくお願いします。

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