大きな声では言えない生保会社の裏事情~バックナンバー~

新)大きな声では言えない保険会社の裏事情 vol.23

大きな声では言えない生保会社の裏事情~バックナンバー~
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新)大きな声では言えない保険会社の裏事情 vol.23

たくみです。
かなりごぶさたしてますね。

風邪→インフルエンザ→目にできもの

さらに「メリークリスマス」などというメール爆弾を丁重にも頂いたものですから、もうてんやわんやでした。

ところどころまだ「あれ?このデータってどこいったっけ??」ってな感じですが、どうやら復旧しそうです。(一時期データが壊滅状態だった)

『あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします』

って、かなり遅いっすね。
すいません。

HP情報

●インターネットスタート2月号に掲載!●

1/9発売のこの本に掲載されるという事で、早速自分で購入してみました。どうせ隅の方にちらっとのっているだけだろうなぁ、と思っていました。

が!
予想は大きく外れていました。

『今月のCOOLなHP』ってな感じで1/2のページをさいてド~ンと掲載されてました。

また内容が面白い。

保険がわかるサイトで、現在一番お勧めのHP』だそうです。

その他のお勧めサイトに「チューリッヒ」等のサイトが載っていたのには笑いました。これらのHPを抑えて『一番お勧めのサイト』でいいのでしょうか???

画像3枚入りでの紹介文を見ながら「う~ん」と首を傾げていました。

よかったらHPへ遊びに来て下さい。

国内生保の給料(手当て)の事

『修Sなどという言葉をよく聞きますが、よく分からないです』

というメールを頂きましたので、ざっくり「給料規定」について書いていきたいと思います。

国内生保の給料(手当て)の事

「修S」とは?

生保の人の手当てに関係してくる数字です。基本的に生保レディの歩合は以下の計算で成り立ちます。

修S×件数

1件………対万20円
2件………対万30円
3件………対万35円
4件………対万40円
それ以降…対万45円
(例ですので正確な数字ではありません)

例えば修S500万で1件の場合、手当ては
20円×500=1,000円

こうなります。
が、同じ数字で4件の場合は
40円×500=2,000円

こうなります。
そう、件数をたくさんとって、かつ修Sがたくさんあれば給料はよくなるのです。

もうちょっと突っ込みます。

何故国内生保は定期付終身を勧めるのか?

日生の例で話します。
(あくまでも例ですので、数字は気にしないで下さい)

(1)ふれ愛家族(定期付終身)
3900万
1.5件の修S1200万

(2)終身保険
1000万
1.0件の修S700万

(3)こども保険
1.0件の修S200万

(4)個人年金
1.0件の修S200万

値段はそれぞれ大体同じにした結果です。

単純な理由です。
(1)が一番手取りがよくなり、オイシイからです。

保険に加入する人を見つけるのは大変です。個人年金を入る人10人見つけるのと、ふれ愛に入る人5人みつけるのでは当然「ふれ愛」を入る人を見つけるのが簡単です。

生保のおばちゃんから「終身保険」の話をまともに聞いた事があるでしょうか? ほとんどない筈です。理由は簡単。まともに話したら「終身保険」に気持ちが傾き、手当てがいい「ふれ愛」が売れなくなるからです。

第一の場合は「堂々人生」、明治の場合は「L.A」となります。

あと、上司の指導がこうです。

『最初の提案書はなるべく死亡保障が高いものを持っていけ。それで高いと言われてから死亡保障を下げていけばいいんだ』

お客さんにとってみればとんでもない話です。

また、こうもいいます。

『提案書は少ない方がいい。比較とかさせると迷ってしまうからね』

こんな理由で、提案書は「ふれ愛」(定期付終身)となります。

・・・こういう事情を聞いても、生保レディに全てを任せますか???

Q&A(解約・失効・払済)

Q)「失効」と「解約」とは、どう違うのでしょうか? また、「払い済み」というのも聞きますが、これもどう違うのでしょうか? 教えてください。(はだびいさんより)


失効
保険の効力がきれる事。この状態ならば、3年以内ならば「復活」(払っていない保険料を払う事によって効力を戻す事)できます。

解約
保険をやめる事。当然、復活できない。(解約金が入る)

簡単にいうと、復活のメリットはいい利回りの商品ならば、それが続けられるという事。(年齢による保険料の差もありますね)

まぁ、入って間もない保険の場合はいっその事復活するよりも解約して新規で入った方が安くつくかもしれません。

払済
現在ある解約金で一括で終身保険を買う事。

一括=一時払いです。

例えば解約金が50万あったとしたら、その金額で購入できる分の終身保険を買う事ができるんです。(まぁこのケースだと終身80~100万ぐらい)

定期付終身の場合、『終身だけを残して後は解約』『払済』『解約』『減額』という方法がとれます。昔の終身は利率が非常にいいので、ここだけは残す等の場合に『払済』『定期部分解約』という手段を取るんですね。

ざっくりかきましたが、御理解できますでしょうか?


とまぁ、以前「生保の選び方」でやっていたようなコーナーを設けようと思います。

素朴な疑問、どしどし送ってきて下さい。

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