大きな声では言えない生保会社の裏事情 ~vol.29~
前書き
本編です。
週末寝込んでしまいました。やはり東京の旅の疲れでしょうか?
で、よ~やく体調がよくなったと思ったら、今度は不眠症。。。
現在朝の5:00。
・・・ど~しても眠れない今夜、急遽原稿を書いてます。。。
ちょいとショートでダークなネタを、どぞっ!!
ある読者からの素朴な疑問
アンケートには答えそびれてしまったのですが、いくつかお聞きしたいことがあります。
- 和歌山カレー事件以来、いくつか保険金殺人がおきていますよね。その際いつも問題にされるのが、保険会社のチェクがどうだったかということです。私はチェックというよりも保険会社の営業の仕方、させ方に問題があったのだろうと思っていますが、当時保険会社の『中』にいたたくみさんは一連の事件の裏側についてどのように分析、感想をおもちですか?
- 現在のところ、メルマガでは民間生保だけが俎上にあがっていますが、世間で保障や貯蓄を考える場合、郵便局の簡保や学資保険、全労災や農協や生協の共済も含めて総合的に選ばれていると思います。生保業界以外の保障商品についてはどのようにお考えですか?
1.について。
非常に核心をついています。
当時、モロに『中』にいました。そう! 元うちの会社だったんですよ、林さん。・・・で、全く騒がれませんでした。もみ消したのか? とも思えるくらい。
この事件で変わったことといったら診査の時に身分証明が必要になったくらい。
う~ん。。。
なんかその場しのぎ的対処ですねぇ。
一見、この事件は残虐性・サギばかりが目立ってしまってますが、個人的には『作成契約』の延長にある事件だと感じています。
『作成契約』=『営業職員が架空の契約を作ること』
こう捕らえて問題ないと思います。
ぶっちゃけた話、身分証明等の照らし合わせ程度の処置ではこれを防ぐ手段はありません。ちょっとした契約の流れ・仕組みさえ分かっていれば営業職員の人は簡単にできてしまうのです。
かなり飛び過ぎかもしれませんが、個人的に『会社が作成を黙認している』とさえ思えてきます。
『契約? とってこい! 今日は締め切りだぞ!!』
締め切り時期によく耳にした言葉です。
決して強制しているわけではないこの言葉、今日もどうしようか悩んでいる人が日本のどこかにいる様な・・・
2.について
個人的に生保は生保、貯蓄は貯蓄と考えています。
が、金融業会においての生保の地位は低い気がします。銀行・証券会社が生保を販売という話はくさる程聞きますが、生保が銀行なんて話、聞かないですからねぇ、いまのところ。
前にもとりあげた様に(さすがに覚えてないか)、簡保は安い、というのはもう昔の話しです。
保障型商品、今後どういったのが出てくるかハッキリ言って予測尽きません。が、『保険付投資信託』とか出てきた場合、生保会社は今のままでは不利ですねぇ。
アメリカンファミリーは御存じでしょうか? あの『ガン保険』のです。ここが普通の生保商品(死亡保障とか)を売りだしているのを御存じでしょうか? 実はかなり値段が安かったりします。県民共済・通信販売系保険etc…
少なくとも今の段階では全てこれらの商品を組み合わせた方が国内生保の保障ものに入るより安くはいれます。(何個か組み合わせたりする為、素人さんには難しいが)
『お客さんにとっていい商品』
生保以外の分野から先に今後出てくる様な気がしてなりません。
う~ん……
思いっきり主観的に書いてしまいました。なんか苦情もかなり出るかも・・・
あくまでも『たくみ個人』の考えなので、あまり真剣に捕らえないで下さいね。
*こんな事書いてますが、決して国内生保にウラミ等持ってませんので。
・・・次号はちゃんと書きます。
以上、眠れない夜にボヤくたくみでございました。
では。
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