Forbidden Game ~3倍速Girl~ 第26話:写真
「(ジ────っとPCの画面を見つめる図)」
「な──に見てるんですか? ──?! わ、私の写真じゃないですか。これ、どうしたんですか?」
「あ、覚えてないかもだけど、初めて撮影依頼来た人がネガ多量に送ってきてたから、何となく保存しておいたヤツ。20枚くらいあるかな」
「ちょっ! それ、どうするつもりですか?」
「いやー、どれかの写真で加工に加工重ねたら相手に送る写メで使えるようにならないかなーって」
「って、全てコスプレ写真じゃないですか。 こんなメイド服とか体操服の写真を写メで送るコ、いないですって」
「そうなんだよね……ただ、それを除いても、ん~……」
「……これだけ撮影して、私の魅力を引き出してる写真、ないですよね……」
「そう……なんだよね。時々見せる……角度もあるのかな……思わず”ぅおお!”ってなる表情、ないね」
「──! それじゃ、普段の私は大した事ないみたいじゃないですか!」
「い、いや……そういう意味じゃなくって、より一層輝いているというか、天使の笑顔? 思わず見惚れるような表情っていうか、ね……」
「て、天使、見惚れるって////、またまたぁ、照れるじゃないですか~♪」
「ま、あんまり大袈裟でもなくホントそういう時あるよ。 ……自称カメラマン名乗るなら、その表情を引き出してバインダーに収めないと──」
「んもう♪ 大サービスで私の写メ、スマホの待ち受けにしてもいいですよ♥」
「……嫁さんに殺されるわ!」
「wwwwww」
「wwwwww」
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