Forbidden Game~3倍速Girl~

Forbidden Game ~3倍速Girl~ 第2章─伝説─ 第1話:GWノルマ

第1話:GWノルマForbidden Game~3倍速Girl~
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第1話:GWノルマ

──4月になり、思いのほか学校生活が忙しくロクに「お仕事」出来なかったみのりちゃん。春休みに荒稼ぎしたお金は1ヶ月できれいに使い切った状態で迎えたGW。

 限られた連休中に課せられたノルマは、3日間で15万の手取り。要するに2人で30万、3日のみで稼ぎたいと無理難題を平然と希望するみのりちゃん。

 果たして無謀なノルマは達成出来るのか?

 みのりちゃん伝説、GW編が幕を開ける。


──5/1 am 7:45 某喫茶店にて──

「おはよーございます。 お久しぶりでーす。GWの間、お願いしまーす」

「おっ、久しぶり。こちらこそよろしく。在庫状況は?」

「んと、パンツ5、ストッキング5、ブラ1ですね。アポどんな感じです?」

「んー、アポ通り来たら凄い額になるけど、こんな朝早くからホント来るか分からないね」

「まっ、来ないなら来ないでお話ししてればいいですよね。 えぇ、色々募る話たくさんありますし♪」

「まー、GWと言っても平日で仕事の人も多いだろうから、6万いけばいいくらいかな? 16時までだし、今日は」

「えぇ、今日は初日ですし、本番に向けての肩慣らしですね」

「って……3日間で30万かぁ──1人あたり15万?」

「私は5/4は1人でやってみますので、私は合計で30万欲しいです♪」

「んー、かなり無謀のような気がするけど、まぁ目標は高い方がいいね……」

「いえ! 目標じゃなくノルマです!! じゃないと、私飢え死にます!」

「参考までに、風俗店だとGWは閑古鳥鳴いてるんだよね。お店、仮に行ってたらいくら予想?」

「GWはホント厳しい、かつ16時までだから──仮に私が行ったとしても1日3万あればいい方でしょうね」

「……で、みのりちゃんは3日間で15万、4日間で30万欲しい、と」

「はい♪ 頼りにしてます♥」

「ま──やるだけやってみるよ。じゃ、そろそろ行こうか、仕事場いつものネカフェへ」

「はーい、頑張りましょー♪」

 

──5/1 am 9:00──

「お! 早速1人来た! 手とパンツ、ストッキング生脱ぎで1.5万ね」

「へぇ~、こんな時間でも来るんですね。 んしょ、んしょ……シューッ(パンツとストッキングを履き、その上から秘密兵器のスプレーをする図)」

「久しぶりのスプレー、どう?」

「……相変わらず凄い臭いです──じゃ、久しぶりに、行ってきまーす!」

 

──20分後──

「ただいまー、はい、貰って来ましたよ♪」

「あれ? 2万あるけど、どーしたの?」

「えへ♪ お釣りなかったから、おしっこどうですか? って、でプラスで貰いました♬ 丁度したかったからラッキーでした♪ 最初からなんか幸先いいですね♬」

「ま、まぁ……朝からとは──栄養ドリンク代わりになる……のかな?」

「飲尿健康法ってあるくらいですから。かったらジュンさんもどーですか? まだ出ますよ♡」

「丁重にお断りします!」

「ちぇー。次の人もだったらいいのに~」

「……朝から変態娘ぶり全開だね……」

「だって私の中でラクなんですもーん」

「ま、予定通りだったら今日は3件あとあるから」

「きゃー、素敵です♪ じゃ、今日はいっぱいリアルゴールド飲まないと♬」

──1ヶ月の月日で人は大きく変わる……事は全くなく、平常運転でぶっ飛んでいるみのりちゃんでした。

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