第44話:ふたばちゃん、その後
「そういえば、ジュンさんが私になりきってメル友になってたふたばちゃん、どうなったんですかね?」
「確か……2週間前に不思議な投稿あったよ。えーっと──ほら、これ」
「なになに、急にお金が十数万必要になりました、高額で買ってくれる人募集ー?」
「これっきり、ぱったりと投稿なくなったね。一体何だろうね……」
「彼氏のギャンブル代で生活費なくなったとか? ……思いっきり転落の人生になってますね、わかばちゃん」
「……ただ、彼氏に言われて下着売ってたような子だったよね。ギャンブル代で、というくらいなら、風俗やらされるんじゃない?」
「あ、確かに……逆に風俗にいけない身体になっていると仮定してみるとどうでしょう?」
「ほほぉ、さすがコナン君を愛読書にしているだけあるねぇ、いい視点ですなぁ。その仮定が正しいとすると……妊娠して堕ろす費用と考えるのが自然でしょうか?」
「──! そうだ、それですよ! バッチシ金額もあってますし。って、間に合ったのかなぁ? きっと堕してないだろうな……」
「ま……ふたばちゃんのあの外見だと身体売っても、生中でもホ別苺が限界だろうし、ね」
「うぅぅ、かわいそうなふたばちゃん……せめてホ別2くらいはあげましょうよ……」
「えーーー、正直ホ別1でも俺は迷うよ……割高だけど、まだみのりちゃんの手1の方がマシかも……」
「………割高? 私の方が……マシ??」(みのりちゃん、修羅モード突入間近)
「あ、(察し)……こ、言葉間違えました。生中本番のふたばちゃんより、みのりちゃんのオテテの方が魅力的に思う、俺がお客さんだったら、みのりちゃんを選ぶ、迷うことなく、という事が言いたかったのよ」
「え~、10代の子と生中エッチですよ~。それより私のオテテのがいいんですか~? そんなに私って魅力的です~? んもう♡」
「……と、脱線はこれくらいにして──要するに絶対十数万集まらなかっただろうね、ふたばちゃん」
「……いっその事、4-5ヶ月くらい放置して簡単に堕ろせない状況になってから病院いけばいいんですよ」
「ほぉ、それはどうして? 大変になるんじゃない??」
「以前、お店の子がかなり放置して、堕ろしにいったら国から補助金出て無料でやって貰ってましたよ、大きな病院で」
「へぇ~、それは初耳だ。初期のが簡単そうなのに……」
「かなり大きく成長していると、メス入れる必要あるんですよ。そういう事から、無料になるんじゃないですかね」
「ただ……俺ですら知らなかったから、ふたばちゃんが知ってるかどうか怪しいね──どうするんだろ?」
「……病院の定期検診なんていってないでしょうし、自然分娩しちゃうかも……」
「ぅわぁ、そうやって不幸な子が世に出る訳か……」
「ただ、自業自得ですね。避妊具付けて貰うか、それが出来ないんだったらピル飲むべきです。望まれないで出来た子がかわいそうですから」
「ほぉ、立派な事言うね~」
「当たり前ですよ~。 って、ふたばちゃん、母乳出るようになったら母乳も売るのかなぁ。ほら、この人──母乳売りますって募集してますよ」
「ぅわぁ……世も末だね。母乳直飲みなんて……赤ちゃんに雑菌入ったらどうするんだろ? マニアックだなぁ……」
「ま、そういう私は嘔吐やうんち、おしっこ売ってる身なのでマニアックさは負けませんけどね^ ^」
「wwwwww」
「wwwwww」
※ホ別苺……ホテル代別1.5万の略
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