某ベテラン生保レディV.S早乙女師匠 ~その4~
前書き
あるベテラン生保の人と早乙女師匠のやりとりの4回目です。いきなりこれ読んだら分けわかんないだろうな・・・
前3回を参照してください。
*もううんざりだ!という人、もう少しだけ辛抱して下さい(爆笑!BY早乙女)。あくまでも『号外』であってコンテンツを変えたわけではありませんので。
『一体どちらの考え方がいいのか?』
それぞれの討論、かなりアツいです。
あなたはどちらの意見に賛成ですか?
是非意見・感想を気軽に投稿してください。
ベテラン生保の人からのメール(前回の早乙女師匠のメールを受けて)
私の考えのようにこの時期の方々に死亡保障は必要ないとすると単体の医療保険で十分な気がしますが
何もないよりは、安心ですね。
30歳の時点で単体の医療保険のみの加入と仮定します。もし、今、胃潰瘍になったり、アトピーで入院したり、ヘルニアになったら、実際の私の昨年の例)2-3年新規加入、また保険を増やす事は出来ません。(または、条件がつきます)
胃潰瘍は数年保険金が削減されますし、アトピーはずーとダメかも・・・ヘルニアは、入院が削除されます。(完治しないと加入できません) この種の病気は、結構新規加入は難しいですよ。31歳で、結婚する事となり、子供が出来たとします。奥様は当分の間、専業主婦となります。保障はどうしますか?
定期付き終身は保障も付き、入院は80歳まで(または終身)保障されています。最適と言う訳ではなく、安い保険料で、保障の機能が沢山おりこまれています。
これも上記の通り、単体の医療保険で充分だと思います。
きっと、今まで、まわりに入院他、された方とかが、いらっしゃらないのでは?
1昨年は、25歳女性、30歳女性、34歳男性、初期ガンで、私自身の取り扱いがありました。思いがけず、ある程度のお金は掛かってしまいます。部屋がなくて個室に入れられたり、手術の後、個室に入れられたり・・・(ヘルニアで急に入院となった人は、部屋がなくて月1万の部屋に1週間以上入れられたと嘆いていました)
生前給付は出費の補填として、また医療費がどれくらい掛かるのか?という不安感から救われます。
※2002.8時点…実はここに大きな矛盾があある事に気付いた。。生前給付は…初期ガンは支払い対象にならないので……
たくみ氏の会社でも医療特約のみはもちろんありません(特約ですから)。でもパンフレットはないようですが単体の医療保険は販売できるそうです。たくみ氏自身も最近までは知らなかったそうです(それほど保険会社にとって利益にならない商品なのでしょうか?)。
たくみ氏の会社が断定できないので、確かなことは言えませんが、我が社でも医療保険は取り扱っていました。ただ、健保の補填として支払う規定のもので健保の種類によって、保険料も、補填額も変わってきます。
また、一年更新なので、一年ごとに保険料もUPします。結局、売れ行きも悪く、何年か前に販売中止になってしまいました。会社としてはCOSTが割に合わなかったのでしょう。
※2020.1現在…「医療保険はドル箱商品やん!」とモロ突っ込みをいれたい部分ですな(笑)
これ以外にも売れ行きの悪い商品で廃止になったもの、また、一時販売中止になっているもの・・・と、イロイロ有ります。
> それはあると思います。
> ただ、主力は、<定期つき終身>と言う考え方は、変わりません。
最初から、主力商品を定期付き終身にするという考え方はどうなのでしょうか? 最初に、顧客のライフプランがあって、それに適した商品を販売すべきなのではないのでしょうか?顧客のライフプランにぴったりの商品が定期付き終身なら、それでいいとは思いますが。
生命保険会社は、保険を主体に売る会社です。保険としてはやはり、定期付き終身が、安い保険料で、保障と入院を一生涯確保できます。メインの販売は定期付き終身だが、他にもお客様のニードにより販売しています。
保険の解約で人間性をいわれる筋合いはありません。実際には解約はしないでしょうね。たくみ氏の会社が倒産する可能性は相当低いですし。契約しているものも、単体の終身と年金なので、契約金額をぎりぎりまで下げて、残金を一括前納するのが一番良い方法だと考えています。
加入する側と、取り扱う側の、感情の問題でしょうね。人間性(合理性)に付いては異論もあるでしょうが、私の本音の部分に変りは有りません。この部分に付いては、口外すべきではなく、心の中にとどめるべき問題だったかも・・
もちろん「自負」でも結構だと思います。ただ、担当者により考え方や勧め方が違うのは問題だと思いますし、アフターケアが多いに変わるのでは相当に大きな問題です。同じ会社のサービスであれば、どこでもいつでも均一であるべきなのではないでしょうか?保険会社のサービスの「質」が問われる部分ではないでしょうか?
わたしの言うアフターとは個人ベースのアフターです。担当者のアフターは、個人個人の経費で行いますので、担当者の考え方、また、資金力によって変ってきます。
また、担当者の考えや好みで、終身単体が好きだったり、定期付き終身が好きだったりします。契約をいただくのが何より一番で、アフターが苦手な人もいます。(アフターの事を保全と言いますが、面倒な事が多く、手数や時間が掛かります) 新人は商品の種類や知識には乏しいですが、先輩は(人によりますが)経験が豊富です。会社を選ぶのは何より大事ですが、担当者をその中から選ぶのもとても大切な用件と考えます。
実際、現場では、理論よりも<若い可愛い子ちゃん>がもてもての場合も多くあります。
おっしゃる通りだと思います。そのためにぜひ正しい勉強をしてください。保険に限らずどのような事であっても「正しい勉強」とは難しいものです。メールを拝見させていただいていますと、さとうさんは経験も豊富ですし顧客への考え方もよろしいと思います。もうすこし顧客本位のライフプランというものを考えていただければ申し上げることはないと思います。定期付き終身を今一度見直す良い機会なのではないでしょうか?
今日は、上野の東京文化会館の小ホールで、<ポーランド音楽の夕>があり、演奏を聞いてきました。3人のピアニストの演奏があり、ショパンの曲の演奏がとてもとても、すばらしかったです。
先週は、デパートの催し場での日本刺繍「草野しずか」さんの、源氏と万葉集からのイメージによる桜のモチーフが人間業とは思えませんでした。保険以外の、楽しい美しい事ともかかわっていたいと思います。
以上でしゃばり過ぎている部分もあるとは思いますが一つの意見としてお聞きいただければ幸いだと思います。これは私の本音を申し上げているだけなのです(私は心地よい建前などは申しませんので)。
たくみさんの話ばかりの保険会社では、あまりにも寂しすぎます。たくみさんのも、ある一面かも知れませんが、違う感覚の人もいることを、認識していただきたいと思います。お付き合い、有難うございます。
P.S.
たくみさんの最新のメールに、根も葉もない白紙の作成契約の話がありましたが、わたしは今まで一度もそう言う経験はありません。(私の知る限りの周辺も)
会社の環境が私のところとはかなり違っています。
また、契約締結後、不定期に契約者のところに<契約確認>が入りますので万一、白紙の状態が解ると大変な処罰を受けますし、退社となります。実際、別件ですが退職者が出ていますし、保険金詐欺の事件以来、とても厳しくなっています。
たくみさんの話は創作的なのでしょうか?
今、金融監督丁からの監査がとても厳しくなっています。全ての生保営業マンがそんな経験があるなんて・・・書き方はとても困ります。
これに対する早乙女師匠の返事
保険についてのご意見です。
胃潰瘍は数年保険金が削減されますし、アトピーは────
:
定期付き終身は保障も付き入院は80歳まで(または終身)保障されています。最適と言う訳ではなく安い保険料で保障の機能が沢山おりこまれています。
私は医療保険は否定していませんので(自身も加入していますので)、上の事例ですと医療保険で充分なのではないでしょうか? そもそも「独身の女性、男性」の場合として、話を進めてきたと思うのですが。メールをさかのぼってご覧いただければ幸いです。
結婚した場合は、当然保障内容を見直します。
次の意見は、ちょっときつい意見になりますが、あげあし取りではないので、きちんと聞いてください。
「最適と言う訳ではなく」というものを、お客様にお奨めするのですか? 安ければそれでいいという時代はもう終わっていると思うのですが。
きっと、今まで、まわりに入院他された方とかがいらっしゃらないのでは?
:
どれくらい掛かるのか?という不安感から救われます。
これも再三申し上げていますとおり、医療保険で良いのではないのでしょうか? 保障額が不安であれば、支払金額とのバランスを見ながら、保障額を増額すればよいのではないでしょうか?
ガンについてはガン保険がありますし。
生命保険会社は、保険を主体に売る会社です。保険としては、やはり、定期付き終身が、安い保険料で保障と入院を一生涯確保できます。メインの販売は定期付き終身だが、他にも、お客様のニードにより販売しています。
基本的には、始めに定期付き終身ありき、というお考えなのですね。やはり、このことについてはメールマガジンの読者に聞いてみるのがいいのかもしれません。
わたしの言うアフターとは個人ベースのアフターです。担当者のアフターは個人個人の経費で行いますので、担当者の考え方、また、資金力によって変ってきます。 また、担当者の考えや好みで終身単体が好きだったり定期付き終身>が好きだったりします。契約をいただくのが何より一番でアフターが苦手な人もいます。(アフターの事を保全と言いますが面倒な事が多く、手数や時間が掛かります)
新人は商品の種類や知識には乏しいですが先輩は(人によりますが)経験が豊富です。会社を選ぶのは何より大事ですが、担当者をその中から選ぶのも、とても大切な用件と考えます。
実際、現場では、理論よりも<若い可愛い子ちゃん>がもてもての場合も多くあります。
当然のことのようにおっしゃっていますが、一般の方で、保険の営業の方が「自営業」のような立場であると、ご存知の方がどれくらいいらっしゃるのでしょうか? お客さんの多くは、営業の方は保険会社の社員だと思っているような気がします。ですから、お客さんの要求レベルは高いのです。
一般のお店だってそうです。
社内では正社員とパート社員で待遇が違うかもしれませんが、私たちお客からすれば、店の人はだれでもそのお店の店員(あるいはその会社の社員)です。
経験はともかく(こればっかりは場数ですので)、考え方や好みで商品を販売されてはたまりません。このあたりにも、われわれお客が、保険会社に不信感をいだいてしまう原因があるのかもしれません。
逆に、若いとかかわいいとかで、保険に加入してしまうお客は、勉強不足という責任があるでしょう。いずれにせよ、自己責任なのですから。
たくみさんの話ばかりの保険会社では、あまりにも寂しすぎます。たくみさんのもある一面かも知れませんが違う感覚の人もいることを認識していただきたいと思います。お付き合い、有難うございます。
総て、という訳にはいきませんが、読者のコーナーで様々な意見を掲載していると思いますが。メールマガジンも限界がありますので。
活発に討論するのであれば、掲示板をご利用されるか、あるいは当方でメーリングリストを開設するしかないでしょうね。
メーリングリストも大変良いのですか、管理がまた大変ですので...。
P.S.
:
全ての生保営業マンがそんな経験があるなんて書き方はとても困ります。
「全ての」とは書いてないと思いますけど。
なお、多少脚色はしてありますが、実際にあった話をもとにしてあります。ですから、メールマガジンのタイトルどおり、「大きな声では言えない」わけです。特殊な事例に過ぎません。
(つづく)
いま読み直してみると、よくまぁこんなにやりとりが続いたなぁと思います。早乙女師匠もベテラン生保の人も仕事が休みだったわけでもないし・・・
って、自分も仕事やってるやんか~!
このやり取りは『暴露日記20号』が載った頃のものです。
暴露日記の事は全て事実です。
あと、設楽のり子は『たくみ』ではないのであしかわらず(ちゃんとした「お姉さん」です。証人:早乙女)。
*たくみのコメントはこのやりとりが終了後、ぶわぁっと書きます。
皆様からの御意見お伺いしたいです。
コメント