臨死体験…
闘病日記…upしたくないなぁ…と思いつつ、非常にある意味貴重な経験をしたので書いておきます。
いきなり…
体調は別に悪くもなく、とある作業(仕事ですよ)に没頭した日々を送っていました。体験は、思い掛けなく突然にやってきました。
夜、とある喫茶店にて、席から立ち上がろうとしたら…気が付いたら「大丈夫? 大丈夫?? はやく救急車に電話を!!」という声が頭上から。。
過去、狭心症にて倒れた時は一瞬かもしれないですが予兆はありました。なんていうんでしょうか、「う! 痛い」と「意識が急激になくなっていく」というのを感じ取れました。
今回は…全く予兆なし。いきなり…だったようです。
後に話を聞くと、「漫才やドラマで倒れるシーンあるけど、あれは演技だとよく分かったよ」という程、見事な倒れっぷりだったようです。真後ろに、受身を取る事なく、ガコーンといったようで。
時間にして、5分弱だったようですが、この間、非常に奇妙な体験をしました。
前日、飼い猫が死亡したのですね。で、場面は自宅の和室の部屋。机はあるものの、机に乗っているものが綺麗になくなっており、東向きには窓もないのに光が。そこへ、机の横から死んだ筈の猫が出てきて、グルグル回っている。。
この光景を、2段ベットの上から見ていた~ような「夢?」を見ました。
夢は普段は殆どみないのですが、後に時間を聞いて「え?」と思える程の短い時間にもかかわらず、非常に長い夢を見ていたような気が。。これが噂(???)の臨死体験? なの…か??
さて、5分弱で意識が戻った自分ですが、その間はかなりヤバ気だったようです。脈は…殆ど動いていない、急激に身体が冷たくなる、瞳孔が開いている、舌が出ている。。一目で「こりゃ、ヤバいぜ、おい!」と過去そのような事を経験した事のない人でも分かったようで。。
で、幸か不幸か、このような「ヤバ気」の対処法を知っている人は皆無でして、頭からゴンと落ちた人に対して本来は頭を揺らすのは厳禁だそうですが、モロ揺らしていたようです。で、足を持ってかなり引きずったようで。。
はい、引きずられてどこかの椅子(机かな?)にゴンとぶつかる衝撃で「目が覚めた」といっても過言ではない訳でして、仮に救急車をよぶまでの間、一切身体に触れずにいたとしたら果たして意識は戻っていたのかどうか、ちょいと考えるとゾっとしましたね。。
意識が戻った直後、かなりヤバ気だったようで。
「あ、この人、知恵遅れになったかも…」
と思ったそうです(笑)
目はうつろ、口元もダラダラで、まるで幼児がしゃべるかのような口調で「何? どうした?」としゃべっていたようで。。
実際、しばらくの間はろれつが回りませんでした。過去、インフルエンザにて四十度以上の熱を出した後のような、その時よりもう少し度がキツい状態といったら分かりやすい…事もないか(笑)
濁音が上手くしゃべれない…いや、正確には舌を用いてしゃべるのが非常に体力を要するもの…といったらいいでしょうか。
取りあえず、ヤバかったな、と。(今は正常です)
でもって、今でも、倒れた時の記憶が飛んでいる──というか何も覚えていないっす。。
検査結果…
検査結果は…予想通り(?)に異常なし。正確には「倒れた原因は良く分からないが、一時的に脳が停止した」ウンヌンいってました。
もう聞き飽きた気もする「極度の睡眠不足、ストレスによる~休養を取るように」等とは言われましたが、今回ばかりは「いわゆるポックリ死とは、こうやってなるんだろうなぁ」とつくづく思いました。
恐らく、意識が戻るのが後30分遅ければ…この世にはいない、もしくは未だ意識は戻らずだった…のでしょうね。(なんて事も言ってました)
で、倒れた原因については特に異常ナシでしたが、受身を取らずに倒れた事による外的なダメージが。
・右手首の捻挫、及び肩脱臼
・首、むちうち(?)
頭にはタンコブができてはいましたが、脳波等特に異常なし。
様子見という事で、3日程入院(検査入院?)させられました。
むち打ちみたいな症状には過去なった事ないのですが、中々ツラいですねぇ、これは。
もうすぐ30歳になろうとしています。色々な人から話を聞くと、30歳以降は身体にガタが出てくる年齢だとの事。(体力が目に見えて落ちる等)
過去、自分はよく「俺は30歳まで生きれないよ、ははは」と言っていたものです。(特に理由はなく、なんとなく)
言霊等信じていない自分ですが、「おいおい、なんて事言っていたんだよ、俺は。現実になってしまうじゃね~かよ、このままじゃ」と思ってしまう。。。
今後は体調管理はもちろんの事、万が一に備えての遺書なり用意しておいた方がいいんじゃないか? と思う今日この頃です、はい。
皆さんも気をつけて…って、あまりない体験…でしょうね。。。
ではでは。
補足
まぁ色々と自分のプライベート(?)を公開している自分ですが、当時書けなかった自身の症状があります。
この記事ではたと気づいた人はどれくらいいるでしょうか?(恐らく誰もいないであろう、それくらいマニアックな症状なので)
自分が長年患っている(という表現が正しいのかどうか知らんです)症状、アレキシサイミア及びアレキシソミアです。
「は? 何それ? 初耳だけど……」
という人ばかりだと思うので軽く説明すると、、日本語で書くとある程度意味は分かるかもです。
- アレキシサイミア=失感情症
- アレキシソミア =失体感症
まぁ、昔色々ありまして(いずれどこぞかで書くかもしれませんが、取りあえず略)、ある時からストレスというものがいまいち分からなくなってしまいました。感情(悲しい、怒り、ムカつくとか色々)がゼロとは言わないですが、非常に乏しくなった、と。
で、いつの間にか痛みや各種身体の不調に非常に鈍感になっていきました。
昨日まで絶好調だったのに、いきなり倒れた→病院に運び込まれて検査したら極度の栄養失調及び体力衰弱、とか……1度や2度ではないです。
ま、いわば自分の身体は「ガソリンメーターが故障した車状態」なのでしょう。(昔、誰かに言われて妙に上手い例えだなぁ、と感心したものでよく覚えている)
ま……何とも不便と思えるこの体質ですが、これはこれでメリットもあるんですよね。例えば痛み等に鈍感なので、大抵は異常があろうが普通に過ごせる、とか。何日も寝ないでも恐らく他の人より辛くない、とか、延々と仕事をし続けられる、とかetc…
ま、大抵の場合はムリがたたって後でドカンと来るんですけどね笑
話を戻します。
ちょくちょく倒れたり入院したりとしていましたが、上記症状が大半の原因(ま、恐らくIT病も)という、ちょっとした自分の暴露でした。
今も昔も意見は変わらんですが、
「なるべくストレスのたまる作業・行動は慎む様に」
耳が腐る程言われた言葉ですが、
「んなもん、何がストレスか分からんから倒れるんだろが! 10年以上経っても医学の進歩はないのかよ、あぁ?」
心の叫びです。
……まぁ、マニアックな症状ですからしょうがないといえばその通りなんですけどね。。。
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