保険会社元社員&オペレーターの独り言生命保険の解約

保険会社元社員&オペレーターの独り言(4)

保険会社元社員&オペレーターの独り言
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保険会社元社員&オペレーターの独り言(4)

解約について

こんにちは。taichiです。
ちょっとお久しぶりです。
すみません。
実はパソコンの調子が悪く、なぜか立ちあがるのに5分以上要するのです。レジストリの再構成もしたし、デフラグもしたし後は思い付かないのですがどなたか分かりませんか?(涙)自作パソコンって大変かも・・・(T_T) 

さて今回は解約についてです。
かなり前の投稿でしたのでお忘れかもしれませんが(そんな事いわないでくださいね!)猶予期間をうまく使うと保険料が浮くことも・・・と書いておりましたが、「本当」です。

解約のタイミングについては保険会社各社ほぼ共通です。今回も分かりやすいように月払い銀行引落し27日決済を例とします。国内A社の場合は窓口で解約可能です。が、大概営業職員さんに解約防止依頼されるので 2日くらいはかかってしまいますね。でもごねれば2日で解約できるともいえます。ここの場合、解約処理はオンライン処理なのですぐ反映されます。(ちなみに、外資系B社の場合(通販部門)解約処理は翌日反映でした。でも受付日付けで解約となります。と、なっておりました。B社の方が遅いかな)

理論上(というかお客様への説明上)は、当月末までに解約すれば例え27日に引落されても保険料は翌月20日くらいまでに返金されます。つまり、解約日までは保障はあるけど、保険料はいらないということになり、結果、保険料は浮くということになります。

ところが、解約処理が翌月1日となった場合、どうなるか? 理論上は前月分までの保険料をいただくことになります。つまり返金なしですね。まぁ、実際は銀行さんが保険会社にまとめて入金してくれるのが通常4日くらいなので 4日に会社内で会計処理が完了していなければ、保険料は機械上はねられて自動返金処理となります。・・・良かったですね。

給与引きの場合は大体が給料日に引去りして末日に保険会社にまとめて振込されるので翌月1日に着金して会計処理してしまうので1日までには解約しておいた方がよいでしょう。

一番いいのは(保険会社にはいやな事ですけど)ギリギリ猶予期間一杯で解約する事です。つまり当月保険料引き落とさせないで、翌月末まで保障を生かしつつギリギリ末で解約する。2ヶ月浮きます。

余談ですが、外資系B社の場合、カード会社の代理店とかありましたので保険料をカード決済しているところもあります。その場合、保険料は先払いでもらっているところが大半ですので、2ヶ月分とか返金されます。そこはカード会社から保険会社への振込スケジュールによって異なります。が、何ヶ月も毎月保険料が返金されるのもありえるという事だけ片隅に置いて置かれるといいです。

ア○○クスとかJ○Bとか・・・
よくクレームになります。
返金なのになぁ・・・

それと、お客様からよく聞かれたことを書いておきます。よく解約は電話で出来ると思っていたけどどうして本人なのに出来ないの!? というクレームがありました。

その理由は「電話だと本人だと確認出来ない=つまり誰か分からない人に勝手に解約されないように」なんですよ。契約者保護の観点からです。なのでそんなに怒らないで下さいね。

私の知っているケースでは、息子さんが加入していた保険を勝手に母親が解約請求書を取り寄せて解約してしまい、後日息子さんが病気で入院してしまったことがありました。この場合は筆跡等異なったので解約を取り消す事で決着しました。契約者、被保険者ともに息子さんでした。契約者が母なら良かったのでしょうけど、身内とはいえ、勝手にしてはいけませんね。

※恐らく記事が続いていたが、以後紛失・・・もし続き記事を持ってるというマニアックな方、いらっしゃいましたら是非たくみ宛に送って下さいませ。(大きな声では言えない生保会社の裏事情の31号です)

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