#Last 永遠に……
────という感じで私達は本当の家族になったのでした♡
「……美子、これ、何?」
「ん? 何が?」
「いや、この家族ゲームとかいう話。……これ、何?」
「ん? 分からない? あすかさんが死んでからお兄ちゃんと私が一緒になるまでの超感動ストーリーだけど?」
「これ……感動っていうより、ちょっと頭のおかしい子がお兄ちゃん(仮)をシスコン化計画を企て成就させていくコメディになってる様な……寝てる間にこっそり洗脳したり、間違った常識植え付けたり……一言でいって酷いね、これ。全く話が繋がってないし」
「え〜、そんな事ないよ〜。あすかさんの死から私と一緒になるまでの補完的ストーリーになってるじゃん。特にラストなんて感動的じゃない? 絶対結ばれないと思っていた2人が奇跡的にくっつくんだよ♡」
「……改めてみると、当時の俺、なんか強引に言いくるめられた感が半端ないんだけど……」
「お兄ちゃんが奥手なだけだよ。ホントは前から私の事が好きで好きでしょうがなかったくせにw」
「い、いや……あくまで可愛い妹として好きだったわけで……」
「……寝ている私にこっそりキスしたり、1人でしてた時もあったじゃんw」
「──?! キスはともかく、1人でって……な、何……で?」
「それくらい分かるよ〜。お兄ちゃん、興奮するとちょっと体温あがるし、ソワソワするじゃん。寝てる私の太ももに股間を擦りつけてハァハァ言って──」
「ごめんなさい! これ以上、俺の恥部を晒すのは……」
「www 私の洗ってない下着や体操着の匂いをこっそり嗅いで──」
「俺が悪かったから! 美子の言う通り、前から美子が好きだったでいいから!」
「え〜、何か無理やり言ってる気がするな〜。赤ちゃんみたいにおっぱい吸ったり吸われたり──」
「俺はずっと前から美子が好きで好きでしょうがないって心の底から思ってました!」
「ほら、やっぱりそうだったでしょ? んもう、素直じゃないんだから♡」
「それは置いといて……これ読むと……俺って、睡眠催眠かけられてたの? 知らない間に洗脳されてたの?」
「い、嫌だな〜。安心して寝られる様に子守唄うたってた様なものだよ」
「後……俺、シスコンやロリコンの気質があるのかなってちょっと悩んでたけど、これも美子達に仕込まれたんだ……」
「い、いや……きっと元々だよ。ちょ〜っとだけ私や幸子の影響もあるかもだけど」
「……ま、いいや。後、これ読むと、俺、かな〜〜り前から美子と関係持ってた事になってるけど、これは流石に嘘だよね……後、気のせいかな、あの幸子ちゃんとすら関係持ってた様に読み取れるんだけど……これは流石にフィクションだよね?」
「ん? 事実だよ? だから前にも言ったじゃん、3姉妹制覇した男なんてきっと数える程しかないって」
「……制覇したというより、されたってのが正しい気がするけどね……うぅぅ、美子はともかく、あの真面目そうな幸子ちゃんが……信じられん」
「幸子、あぁ見えて意外にムッツリだよ? ちなみに、お兄ちゃんが体操着好きのヘンタイになったきっかけは幸子だと思うよ? 後、赤ちゃんみたいにおっぱい吸ったり吸われたりするの大好きなのも、元はといえば幸子が──」
「ちょ! ひ、人の性癖を公の場でバラさなくてもいいじゃん! 人には知られたくない事の1つや2つくらいあるじゃん!」
「知られたくない事って? お尻や太腿に顔を埋めるのが大好きな事とか?」
「ちょ! 話にすら出ていない性癖、バラさないでよ!」
「wwwwww」
「ったく……それにしても、あの幸子ちゃんと俺、関係持った事あるなんて……あの幸子ちゃんと、ねぇ……」
「……お兄ちゃん、今、変な想像したでしょ」
「し、してないよ! 幸子ちゃんをそんな目で見れる筈ないじゃん! 可愛い妹としか思えないから!」
「けど、お兄ちゃん、シスコンじゃん。たまには幸子と一緒に寝たいと思ってるんじゃないの~?」
「お、思う筈ないじゃん! 俺は美子一筋だから!」
「じゃ……証明してよ」
「……どうやって?」
「今日こそ、記録更新──」
「死ぬって!」
「wwwwww」
fin
あとがき
まぁ、何というか……俺は一体何て物語を書いてしまったんだ、と。
こんな内容が……設楽のり子の暴露日記と同じ様に「原作を少し加工したもの」だったりして……
更に言うなら、この話自体、かな~り前に書かれていたもの……だったりして。(少なくとも各種書き足し以前には原作は存在していました)
どこがリアルかフィクションかは……皆様の想像にお任せします。
本当はこれ、完全に独立した形で自分の名を隠してどこかで公表しようと考えていたものですが、、、
- いきなりここから始まっても意味不明。かといって過去の出来事を書いていくとなるとどこから書かなくてはいけないのか、と。(少なくとも美幸あたりの部分から書く必要があるであろう)
- では美幸の件はどこから書く必要があるか?と考えると・・・それこそ出会いから書き上げていく必要があるであろう。
- そうなると、前振りだけで本編並の長さになってしまい、今回の話がメインでなくなってしまう感が・・・
- それ以前に、本業もあるのでそこまで時間をとる事が物理的に不可。
- ま、ここまで様々な黒歴史を公開しているので、この話を付け加えたしたところで別に問題ないのではないか。
etc…
という事で、気合のアナザーストーリーとしてここに付け足したのでした。
実はこれのまさかの続編があったりするのですが、、、原案の内容が中々に酷すぎる(プランDとかEとか……18禁じゃね?という内容が多々)ので、それは流石に未公開の予定です。
そろそろ本業的コンテンツを・・・と思いますが、1話だけ書いて放置している、独立後の軌跡をある程度書き上げますかね。(これに関してはゼロから書いていく内容になるので更新頻度はそんなに早くないと思います。が、元の主旨通り「ある程度参考になる内容」になるでしょう)
その後は、パタッと物語掲載は終了、本業コンテンツばかりになると思います。
えぇ、あくまでもこのサイトは小説サイトではなく、FPのHPですし。
・・・元々は「コロナ期間中で色々制限が多く自宅時間が多くなったという人向けの暇つぶしコンテンツ」という主旨で物語を加筆、数ヶ月程度で終わらせる筈が……まさかここまでコロナが長引くなんて想像すらしておらず……。もしかしてまだまだ続く……?
リアルで小説家に転向していたらごめんなさ──絶対ないか笑
何はともあれ、今後ともよろしくお願い致します。
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