雑談?

第一生命、とち狂った? ~第一生命、オンラインで保険販売へ~

第一生命、とち狂った?雑談?
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第一生命、とち狂った? ~第一生命、オンラインで保険販売へ~

思わず耳を疑ったニュースがあったので、思わず記事を書こうかと。

まず、そのニュースをそのまま抜粋。

第一生命、オンラインで保険販売へ 大手生保で初

2020/6/29 2:00 日本経済新聞 電子版

顧客との対面販売が前提だった大手生命保険の営業が変わる。第一生命保険は今年度中にも、スマートフォンなどを使い、オンラインで保険契約を結べるようにする。生保の営業職員が一度も客と接触しない営業は大手生保で初の取り組みとなる。新型コロナウイルスの感染拡大で対面販売が難しくなっており、ネットでの販売手法を整える。

共働き世帯の増加や防犯意識の高まりもあって、生保各社が強みとする企業や家庭への訪問営業は難しくなっている。新型コロナの感染拡大で対面での営業はさらに厳しくなっており、第一生命は営業体制の見直しを急ぐことにした。4万人の営業職員を抱える業界2位の第一生命が非接触営業にかじを切ることで、他社も追随するとみられる。

第一生命は死亡保険や貯蓄性の高い終身保険などを含め、扱うすべての保険を対象にする。まず約40億円を投じて全営業職員にスマホを配布。LINEやビデオ会議を使い、保険の提案から加入まで完結する体制を整える。客は営業職員と会わなくても、必要な説明を受け、簡単に契約を済ませられる。

第一生命ではLINEでの対話やビデオ会議システムなどを営業職員に義務付ければ、客の実情を踏まえた対応が可能とみる。営業職員にはビデオ会議を通じた研修プログラムを用意するほか、契約時に本社が手続きをサポートする仕組みも作る。説明資料の電子化やスマホにあわせた書類作成にも取り組む方針だ。

第一生命は客と接触しなくても保険商品の説明は変わらず必要になるとみている。契約書類をスマホで作業しやすい体裁に変えるなど、ネット営業にあわせた手法を取り入れていく方針だ。

大手生保の営業は、業界で約23万人の営業職員が顧客と直接会って、保険の提案から契約、事後的なフォローまで担うことを前提にしてきた。コロナ禍で生保各社は期間限定の措置として最終的な契約手続きを郵送や電話で済ませられるようにしたが、対面との組み合わせは残している。

オンライン販売を制限するルールはないものの、不適切な契約をなくす狙いもあり、業界として対面販売を原則としてきた。

この結果、国内ではライフネット生命保険など一部ネット生保が保障内容を絞り込んだ簡易な保険商品を販売しているが、ネット取引が新規加入全体に占める割合は3%にとどまる。

一方で、銀行や証券など金融業界ではスマホなどを通じたネット取引が一般的になっている。海外では中国平安保険などが疾病予防を支援するアプリなどを使って保険事業につなげるモデルを作っている。米生保業界も保険契約を非接触で終える取り組みが進んでいる。

第一生命、オンラインで保険販売へ 大手生保で初 - 日本経済新聞
顧客との対面販売が前提だった大手生命保険の営業が変わる。第一生命保険は今年度中にも、スマートフォンなどを使い、オンラインで保険契約を結べるようにする。生保の営業職員が一度も客と接触しない営業は大手生保で初の取り組みとなる。新型コロナウイルスの感染拡大で対面販売が難しくなっており、ネットでの販売手法を整える。共働き世帯の...

まぁ、何というか……「第一生命、とち狂った?」と本気で思いました。まさかと思いますが、第一生命は「自社の商品はネット経由でも十分売れる素晴らしい商品だ」なんて本気で思っているのでしょうかね?

「売れる筈ないだろが!」

思わず心の中でツッコミを入れたのは言うまでもありません。

これは、当然自分だけではない様で……またニュース抜粋。

<東証>第一生命HDが売り気配 「保険契約をオンラインで」と報道

2020/6/29 9:07 日本経済新聞 電子版

(9時、コード8750)

【材料】傘下の第一生命保険について、「今年度中にもスマートフォンなどを使いオンラインで保険契約を結べるようにする」と29日付の日本経済新聞が報じた。対象商品は全保険商品。対面販売が難しいなかでネットでの販売手法を整える。

【株価】売り気配で始まる。

<東証>第一生命HDが売り気配 「保険契約をオンラインで」と報道 - 日本経済新聞
(9時、コード8750)【材料】傘下の第一生命保険について、「今年度中にもスマートフォンなどを使いオンラインで保険契約を結べるようにする」と29日付の日本経済

投資家の皆さんも同じ様に思った様で……

 

以下、賛否両論になるであろう意見を少々。

大手国内生保のビジネスモデルは「かつての高額大学受験教材販売や高額英会話教材販売」に似ているな、と。普通に販売しては絶対売れないものを、気合の営業で半ば騙して販売するよ、と。(ま、ここをアムウ〇イやら他に置き換えてもいいでしょう)

ないしは、接客を伴う飲食業にも当てはめれるでしょうか。(接客という付加価値を付ける事によって、コスパが悪い値段でも成り立つ、みたいな)

「商品力ないのに、オンライン販売で成り立つ筈ないだろが!」

「オンラインキャバクラで店飲みと同じ様に銭とれる筈ないだろが!」

これ企画した人、頭がお花畑でできているんですかね? 現場はきっと、阿鼻叫喚でしょうね。

ん? 深読みをすると、何十年もの間続いてきた生保レディ商法に終止符を打ってまともな形になろうとしている──なんて事は絶対ないでしょうね……

って、ニュースの記事で「他社も追随~」なんて書いてますが……ホント、頭お花畑の人ばかりなんでしょうかね、大手国内生保の上層部というのは。


取りあえず、仮に自分が第一生命の現場の営業部長だったとしたら、どう動くだろうか? なんてアホみたいなシミュレーションしてみました。

ま、賛否両論でしょうが……自分ならこんな時期だからこそ、対面にこだわるでしょうね。そもそも、コロナの関係で来るな! という所は、元から疎ましく思われていただけでしょうし、この際、そういう所は一切捨てる。(嫌われている所に通ったところで、成果は出にくい)

で、こんな時期だからこそ、イベント打つかな~。(ただ、職員毎の1-2テーブルまでという感じで。クソ手間かかりますが、ぶっちゃけそっちのが成果は出やすい、本来)

施策は通常の倍くらいはばら撒きますかね(支部資金をここぞとばかりに使いまくる。ぶっちゃけ、ポケットマネーを投入してもいいくらい)。でもって、成果報酬ではなく、先払いで。(でもって、別に成果が挙がらなくても笑って許すくらいの度量を示す)

基本、通常時と比べて風当たりが厳しいでしょうから、せめて営業部内では優しく迎えるというのは鉄則に近いですから。(こういう時期は、結束を高めやすいともいえる)

ついでに、営業マンの立場として今の市場を見るならば……波が激しい(風当たりが非常に厳しい反面、逆に優しい所もそれなりにある)ながらも、そこまで悪い市場ではないかな~っと。(地域差はあるかもですが、1000人くらい当たれば10人くらいはどうにかなりそう)

自分はとうの昔に営業マンは引退していますが、仮に今営業マンとして動いていたら、きっと嬉々爛々と活動している事でしょう笑

「ピンチからチャンスへタフに変身!」

ってね。


取りあえず、強引にまとめます。

  • 第一生命、商品をオンライン販売って……とち狂った?
  • 売れる筈ないだろが! 投資家も呆れてるよ!
  • これ考えた人、頭お花畑かよ!
  • 現場はさぞかし混乱していそう。
  • もし現場にいたら、自分なら敢えて対面にこだわるかな。ピンチながらチャンスの状況とも言えるし。

ってな内容でした。

……正直、もし自分が現場にいたら~は蛇足的内容だったかも……ま、いいや。

では。

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